i.MX 8Mミニファミリ向けBD71847AMWVシステムPMIC

ROHMのBD71847AMWVは、i.MX 8Mミニプロセッサとシステム周辺機器に必要な電源レールを統合します。統合されたシーケンサは、i.MX 8Mミニプロセッサでサポートされている電力モードと互換性があるため、開発時間を大幅に短縮し、サイズを縮小し、アプリケーション設計を簡素化できます。

BD71847AMWVの電源回路は、i.MX 8Mミニプロセッサファミリの電源システム専用に設計されており、6つの降圧コンバータ、6つのLDOおよび制御ロジックを統合し、シングルチップからプロセッサと必要なDDRメモリに電力を供給できるようにします。PMICは、SDXCカード用の組み込み1.8V/3.3V電源スイッチ、32.768kHzの水晶発振器ドライバ、および出力短絡、出力過電圧/過電流、サーマルシャットダウンなどの複数の保護回路を備えています。0.7V〜3.3Vの出力で、83％〜95％の降圧変換効率が達成されます。2.7V〜5.5Vの広い入力電圧範囲は、バッテリからUSBまでのさまざまな電源をサポートし、i.MX 8Mミニアプリケーションに最適です。片面実装とタイプ3 PCBを想定すると、ディスクリートソリューションと比較して必要な部品が42個少なくなります。これにより、PCB面積が最大42％削減されます。