BD71805 電源管理IC(PMIC)

ROHMのBD71805 PMICは、ポータブルアプリケーションプロセッサ向けに最適化されています。

ROHMのBD71805 PMIC ポータブルアプリケーションプロセッサの画像ROHMのBD71805MWVは、i.MX 6SoloLiteプロセッサ向けの回路構成を最適化する携帯アプリ用として培われた電源技術を利用しています。 その結果、スタンバイおよび通常の両方の動作時において大幅な削減消費電力となり、電池寿命を多分に延長します。 さらに、内蔵式リアルタイムクロック(RTC)機能がメインプロセッサの駆動なく、クロックおよびカレンダの管理を実現します。 30Vの入力過過電圧保護を特長とするリチウムイオンバッテリチャージャとともに、動作時間が向上し、外部ICの必要性を排除します。 これは、20%さらに小型化するのに貢献し、フットプリントを低減します。

特長
  • 4個のプログラム可能な降圧レギュレータ
  • 3個のプログラム可能なLDO
  • DDR ref 電圧および確実な揮発性保管用のLDO2個
  • 25µAの低オフ電流
  • 電池モニターおよびアラーム出力
  • 32.768kHz水晶発振器付きRTC
  • 3個のGPO
  • I2Cインターフェース
  • 単セルリチウムバッテリ充電器
    • 最大2Aの連続充電電流
    • 選択可能な充電電源電圧:3.72V~4.34V
    • 充電過電圧保護
  • 組み込み式電池燃料ゲージ用クーロンカウンタ
    • 15ビットΔƩ-ADC
    • 充電/放電中のクーロンカウント
仕様
  • 入力電圧範囲(DCIN):3.5V~28V
  • 入力電圧範囲(VIN,VSYS):3.3 V~5.5 V
  • 入力電圧範囲(DVDD):1.5 V~3.4 V
  • オフ電流:25µA
  • 動作温度:-40˚C~85˚C
  • UQFNパッケージ(8mmx8mmx1mm)
応用
  • ポータブル型電池駆動装置
  • ホームオートメーション
 
  • 熱保護/ファン制御
  • メディアボックス、タブレット、およびeブックリーダ
刊行: 2015-11-10