MDBT50Q-1MV2モジュール

Raytacのモジュールは、スペース制約のあるさまざまなアプリケーションにBLEワイヤレス接続ソリューションを提供

RaytacのMDBT50Q-1MV2モジュールの画像RaytacのMDBT50Q-1MV2モジュールは、Nordic Semiconductor製nRF52840 aQFN SoCを採用し、コンパクトなBluetooth® Low Energy(BLE)、Bluetooth 5.4対応モジュールを実現しています。このモジュールは、スペースに制約のあるモノのインターネット(IoT)、メッシュネットワーク、ウェアラブル、スマート照明、スマート玩具、産業用、ヘルスケアアプリケーション向けに、RF設計の専門知識を必要としないBLEワイヤレス接続ソリューションを提供します。このモジュールは、FCC(米国)、IC(カナダ)、RCM(オーストラリアおよびニュージーランド)、Telec(日本)、KC(韓国)、SRRC(中国)、NCC(台湾)、WPC(インド)などの認証を事前に取得しており、認証にかかる潜在的なコストを節約し、最終製品の市場投入までの時間を短縮します。

MDBT50Q-1MV2モジュールは、10.5mm x 15.5mm x 2.05mm(0.41インチ x 0.61インチ x 0.08インチ)のフォームファクタと高性能セラミックチップアンテナを備え、オープンスペースで550m以上のワイヤレス接続範囲と125 Kbpsのデータ転送速度を実現します。出力パワーは最大+8dBmまで調整可能で、RFレンジをブーストします。ファームウェアの開発には、デモボード(MDBT50Q-DB-40)でモジュールを使用します。

1MBのフラッシュメモリと256kBのRAMを搭載したnRF52840 SoCにより、MDBT50Q-1MV2は最大48の汎用入出力(GPIO)を提供できるほか、周辺機器やセンサを接続するためのSPI、QSPI、UART、I2C、I2S、PDM、PWM、NFC、USBなどのインターフェースもサポートしています。このモジュールは、-40℃~+85℃の温度範囲で動作認定されています。MDBT50Q-1MV2モジュールには、他にMDBT50Q-P1MV2(PCBアンテナ)とMDBT50Q-U1MV2(外部アンテナ)の2種類のアンテナバリエーションと、MDBT50Q-RXにnRF52840 SoCを組み込んだドングルソリューションがあります。

特長
  • Nordic nRF52840 SoCソリューション
  • Nordic Semiconductor推奨サードパーティモジュール
  • Bluetooth仕様認定:BT5.4、BT5.2、BT5.1、BT5ロングレンジ
  • 32ビットArm® Cortex®-M4F CPU
  • 事前認証済みプロトコル:FCC(米国)、IC(カナダ)、Telec(日本)、KC(韓国)、SRRC(中国)、NCC(台湾)、WPC(インド)
  • 準拠プロトコル:CE(EU)およびRCM(オーストラリアおよびニュージーランド)
  • フラッシュメモリ:1MB、RAM:256kB
  • RoHS/REACH対応
  • コンパクトサイズ:10.5mm x 15.5mm x 2.05mm(0.41インチ x 0.61インチ x 0.08インチ)
  • 40のGPIO
  • チップアンテナ
  • インターフェース:SPI、QSPI、UART、I2C、I2S、PDM、PWM、NFC、USB
  • BLE、ANT+、Zigbee、Thread(802.15.4)の超低電力ワイヤレスアプリケーションに最適な、柔軟性の高いマルチプロトコルSoC
応用
  • IoT機器
  • ホームオートメーションと産業オートメーション
  • スマートホームとスマートシティ
  • ウェアラブル機器
  • 医療機器
  • ワイヤレスオーディオストリーミング
  • 近接センシングと追跡
  • ワイヤレスデータ転送
  • 省エネ機器
  • 小売業向け電子棚札(ESL)
  • Amazon sidewalk
  • Matter
刊行: 2024-05-20