SPL PL90レーザーダイオードレンジファインダー

ams OSRAMのレーザーダイオードは、自動非常ブレーキ（AEB）などの車載アプリケーションの自動タイムオブフライト（ToF）ベースのセンサの標準を設定し、アダプティブクルーズコントロール（ACC）をサポートします。最新のアプリケーションには、屋内外のロボット、ドローン、駐車場での監視などがあります。このようなアプリケーションでは、特定の範囲内にオブジェクトが存在するか、特定の方向に特定のオブジェクトが存在するかを判定するための、コストおよびデータ効率の良い手法が求められます。

異なる光学設定を使用することにより、レーザーに近接した非常に大きな視野、あるいは特定の方向にある遠いオブジェクトのサンプリングや走査が可能になります。適切な設定により、最大1kmまたは3,300フィートの測距が可能になります。

精度を上げるには、非常に短く強力な光パルスを生成する必要があります。最適値は、数ナノ秒で75Wのレーザー光出力です。高速かつ静音な電源を、レーザーダイオードのできるだけ近くで使用する必要があります。手順を追った説明を含む概念実証は、SPL PL90_3にダウンロードして利用することができます。これらの手順は、低電力アプリケーション向けのSPL PL90にも当てはまります。

レーザーSPL LL90_3は広範囲・短距離センシング用で、比較的簡単なパワーエレクトロニクスで非常に短く強力なパルスの生成を可能にするための、ドライバ回路をレーザーダイオードの近くに内蔵しています。詳細は、下記のアプリケーションノートからダウンロードできます。

パルスレーザーダイオードSPL PLxxxの操作

パルスレーザーダイオードSPL LL90_3の操作

SPL PL90_3レンジファインダーの概念証明