204MHz、32ビットCortex-M4/Cortex-M0 LPC4370 MCU

Cortex-M0コプロセッサを備えたNXPのCortex-M4 MCUは、LPC4300シリーズに新たに加わった製品

NXP Semiconductorの204MHz、32ビットCortex-M4/Cortex-M0 LPC4370 MCUの画像LPC4370 は、ペリフェラル管理のためのARM Cortex-M0コプロセッサおよびARM Cortex-M0サブシステム、282kBのSRAM、ステートコンフィギュアブルタイマ(SCT)やシリアル汎用I/O(SGPIO)インターフェースなどの高度な構成可能ペリフェラル、2個の高速USBコントローラ、Ethernet、 LCD、外部メモリコントローラ、そして高速12ビットADCを含む複数のデジタルおよびアナログペリフェラルを含む、組み込みアプリケーション向けのARM Cortex-M4ペースのマイクロコントローラです。 LPC4370は、最大204MHzのCPU周波数で動作します。

ARM Cortex-M4は、強化されたデバッグ機能や高レベルのサポートブロック統合などのシステム強化を提供する次世代32ビットコアです。 3段階パイプラインを搭載するARM Cortex-M4 CPUは、ローカル命令バスおよびデータバスが個別になったHarvardアーキテクチャと周辺機器用の第3のバスを採用し、推測ブランチングをサポートする内部プリフェッチユニットを含みます。 ARM Cortex-M4は、シングルサイクルのデジタル信号処理およびSIMD命令をサポートします。 ハードウェア浮動小数点プロセッサは、コアに統合されています。

LPC4370には、浮動小数点ユニットを持つ高度なCortex-M4プロセッサや、メインCPUからのUSBなどの割り込み駆動タスクをオフロードするためのCortex-M0コプロセッサ、そしてシリアル汎用I/O(SGPIO)上の高速I/O用Cortex-M0ベースのペリフェラルハンドラー、およびSPIペリフェラルが含まれます。 このマルチコアアプローチにより、効率を最大化させるための設計パーティションが容易になり、強力なCortex-M4コア計算と、ARM Cortex-M0コプロセッサによるデータ移動とI/O処理の管理が可能になります。 Cortex-M0コアは、エネルギー効率が高く、使いやすい32ビットコアで、Cortex-M4コアとコードおよびツール互換性があります。 両方のCortex-M0コアは、シンプルな命令セットと低減されたコードサイズを持ち、最大204MHzの性能を提供します。

主な特長
  • FPUを備えた、204MHz、32ビットARM Cortex-M4
  • 204MHz、32ビットARM Cortex-M0コプロセッサ
  • 最大1MBのデュアルバンクフラッシュ
  • 最大282KBのSRAM
  • 最大4KBのEEPROM
  • メモリ保護ユニット(MPU)
  • 2つの高速USB 2.0インターフェース、オンチップ高速PHY付き
  • MIIおよびRMIIインターフェースを備えた10/100T Ethernet MAC
  • 1024 x 768ピクセルのディスプレイ解像度を持つLCDコントローラ
  • 革新的なクワッドSPIフラッシュインターフェース(SPIFI)
  • ステートコンフィギュアブルタイマ(SCT)サブシステム
  • 構成可能なシリアルGPIO
  • 2つのCAN 2.0B
  • 最大164のGPIO
  • LPC1800シリーズとピン互換

LPC4370 MCUs

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刊行: 2013-10-08