ワンタッチLVDS FFCコネクタ

Molexは、サイドロックおよびワンタッチ挿入を備えたFFCコネクタを発売し、高速LVDSアプリケーション向けに容易な操作性を提供

Molexが提供するワンタッチLVDS FFCコネクタの画像Molexは、さまざまなアプリケーションおよび電気的ニーズに適合するために、低電圧差動シグナリング(LVDS)アプリケーション向けにワンピースとツーピースの両方のFFCコネクタシステムを提供します。  両方のシステムは、標準の速度要件向けに通常のFFCケーブルで、または高速要件向けにシールドFFCで使用できます。 シールドケーブルと組み合わせた場合、両方のシステムでの接地端子は、LVDSなどの高周波数、低電力要件向けに優れたノイズ抑圧および信号ラインインピーダンス制御を提供します。

LVDSアプリケーション向けのFFCコネクタの元のスタイルは、FFC PCBコネクタにFFCが直接挿入される従来のワンピースタイプです。 このスタイルは、簡素性と、低減されたコンポーネントの使用を提供し、アセンブリ時間およびコストの節約を実現します。 このシステムは、強力なPCB保持および安定したグランドプレーンを提供する広い堅牢な接地端子を特長としています。 また、垂直バージョンで、グランド端子はメインのはんだタブとして機能し、スペースを節約して、各コネクタ端で余分なはんだタブの必要性を排除します。

Molexの最新バージョンは、高い回路サイズ接続を必要とするフラットパネルディスプレイテレビなどのアプリケーションに最適なツーピースタイプです。 この新しいツーピースシステムは、ワイヤ~基板間コネクタのコスト効率の良い代替を提供します。 このツーピース設計は、大きな回路サイズのワンピースFFCアプリケーション設計で起こり得る損傷がなく、FFCが容易にかつ安全に挿入できることを確保します。

特長
  • ワンタッチケーブル挿入
    • 作業者にとって簡素化されたケーブルアセンブリが可能
  • サイドロッキングラッチ
    • 上方向からの外力による不慮のロック開放を防止するために省スペースと容易な操作を提供するとともに、下部のPCB基板に負荷をかけない設計を実現
  • 一体式メタルシールドおよび接地タブ
    • DisplayPortおよびV-by-One HSなどの高速規格に適合するために、最大5.4Gbpsのデータ伝送レートを達成
  • 高ケーブル保持力
    • 同様の設計やアクチュエータタイプのバージョンと比べて優れた接触信頼性
  • 業界標準のフットプリント
    • 競合設計とのドロップイン互換性あり
  • 丸形ケーブルリリースサイドロック
    • 同様の設計やアクチュエータタイプのバージョンと比べて優れた接触信頼性
応用    
  • 民生用
    • フラットパネルテレビ
    • PC
    • フラットパネルディスプレイを備えたその他デバイス
 
  • カーインフォテイメント
    • カーオーディオ
  • エンターテイメント
    • ゲーム機
刊行: 2015-09-22