統合型LoRa™ワイヤレス接続を備えたSAM R34 rm®Cortex®-M0+MCU

MicrochipのSAM R34およびR35製品ファミリは、UHFトランシーバ通信インターフェースと組み合わせた超低電力マイクロコントローラです。この製品は、32ビットArm® Cortex®-M0+プロセッサを使用し、最大256KBのフラッシュ、およびバッテリバックアップSRAMの領域を含む40KBのSRAMを提供します。UHFトランシーバはLoRaとFSK変調をサポートします。LoRaテクノロジは、低データレートの超長距離シグナリングに最適化されたスペクトラム拡散プロトコルです。電池駆動リモートセンサおよび制御に理想的です。SAM R34はUSBとUHFトランシーバを内蔵したマイクロコントローラが搭載されているため、USBドングルアプリケーションやUSB経由のソフトウェア更新に適しています。SAM R35は、USBインターフェースなしで、UHFトランシーバと同じマイクロコントローラ機能を提供します。

UHFトランシーバはLoRaとFSK変調方式をサポートします。LoRaテクノロジは、最小限の回線電力需要で長距離通信に最適化されています。トランシーバは137MHz〜1020MHzの周波数で動作します。最大送信電力は、外部増幅なしで+20dBmです。動作周波数帯域と電力制限は、現地の規制とLoRaアライアンスによって定義されています。LoRaネットワークスタックの地域別オプションにより、コンプライアンスが徹底されます。FSK変調は、IEEE 802.15.4g、Wi-SUN、および従来の独自ネットワークなどのアプリケーションでもサポートされています。