MAX12900AATJ+超低電力4mA〜20mAセンサトランスミッタ

Analog DevicesのMAX12900AATJ+は、超低電力の統合型4mA〜20mAのセンサトランスミッタです。このトランスミッタは、小型の5mm x 5mmのパッケージに10個の構成ブロックを統合します。これはパルス幅変調（PWM）入力用の2つのコンディショナ回路、2つの低ドリフト汎用オペアンプ、1つのゼロオフセットドリフトオペアンプ、 2つのコンパレータ、パワーアップシーケンサ、低ドリフト電圧リファレンス、および広入力電源電圧LDOを備えています。

MAX12900AATJ+は、2つ、3つ、または4つのワイヤ構成で、マイクロコントローラからのPWMデータを4mA〜20mAのループにわたり電流に変換します。

超低電力、高分解能、D/A変換器（DAC）の相当機能は、マイクロコントローラから受信した2つのPWM信号、2つのコンディショナ回路、および低電力のオペアンプを内蔵したアクティブフィルタの組み合わせで実現されます。2つのコンディショナ回路の出力は、電圧供給と温度変動に対して安定したPWM振幅を提供します。ゼロオフセットオペアンプと低ドリフト電圧リファレンスは、広い温度範囲で無視できる誤差を達成します。低電力オペアンプとコンパレータは、診断機能を強化するための構成要素を提供します。診断機能のいくつかの例は、電源レール監視、出力電流リードバック、オープン回路、および障害検出です。MAX12900AATJ+は5mm x 5mmの32ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃〜+125℃の広い産業用温度範囲にわたって動作します。これらの機能により、ループ駆動のスマートセンサトランスミッタに最適となります。