F2270電圧可変RFアッテネータおよび評価ボード
RenesasのF2270は、広い周波数範囲をカバーする低挿入損失VVA
RenesasのF2270は低挿入損失電圧可変RFアッテネータ(VVA)で、5MHz~3000MHzの広い周波数範囲をカバーします。F2270は、低挿入損失の実現に加えて、電圧制御と減衰範囲全体にわたって優れた直線性性能を提供します。このデバイスは、3.15V〜5.5Vの単一正電源電圧を使用します。他の機能には、減衰と関連した正または負の電圧制御スロープおよび多方向動作を実現するVMODEピンが含まれ、これはRF入力をRF1またはRF2のいずれかのピンに適用できることを意味します。制御電圧の範囲は、正または負の制御電圧スロープのいずれかを使用して0V〜5Vです。
F2270EVBIは完全部品実装済み評価ボードで、お客様は、F2270電圧可変アッテネータを容易に評価することができます。減衰スロープは、オンボードジャンパピンを使用して正または負の減衰スロープに設定できます。
- 電圧可変RFアッテネータ:
- 低挿入損失:1.1dB @ 300MHz
- 標準 / 最小IIP3 > 50MHz:62dBm / 46dBm
- 標準 / 最小IIP2 > 50MHz:98dBm / 77dBm
- 最大35dBの減衰範囲
- 双方向RFポート
- +36dBmの入力P1 dB圧縮
- VMODEピンにより、正または負の減衰制御応答が可能
- dB線形性減衰特性 > 50MHz
- 電源電圧:3.15V~5.50V
- VCTRL範囲:0V~5.0V
- 最大動作温度:+105°C
- 3mm x 3mm、16-QFNパッケージ
- 評価ボード:
- 「スルー」較正およびRF1およびRF2用のタイプFコネクタ
- SMAコネクタを通して接続される電源VCC(電源電圧)およびVCTRL(制御電圧)
- ジャンパコネクタJ7は、VMODEピンをグランドまたはVHIGHのいずれかに設定することで、正または負の減衰スロープの選択が可能


