EIA2220サイズ CeraLink®コンデンサ

TDKは、アプリケーション領域を拡大するために、CeraLinkコンデンサをEIA2220サイズで提供

「EPCOS-TDK ElectronicsのEIA2220サイズ CeraLinkコンデンサ」の画像TDK Corporationは、EIA2220フットプリントのCeraLinkコンデンサB58043シリーズに、標準終端タイプ(B58043I9563M052)とソフト終端タイプ(B58043E9563M052)の2種類の900Vタイプを追加し、ラインアップを拡充しましました。バッテリ電圧が800Vの電気自動車が普及しつつある現在、これらのコンポーネントは、その最適な動作点がまさにこの電圧にあるため、当然候補となります。既存の500V CeraLinkシリーズがGaN(窒化ガリウム)トランジスタやシリコンMOSFETを搭載した400Vインバータ向けであるのに対し、耐圧1kV以上の900VシリーズはSiC(シリコンカーバイド)MOSFETやシリコンIGBTを搭載した800Vインバータ向けです。

5.7mm × 5.0mm × 1.6mmの小さな面実装コンデンサの実効容量は33nFですが、動作電圧800Vでは、電力コンバータやインバータなどの大信号アプリケーションで56nFを達成します。この正のDCバイアス効果は、PLZT(チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)セラミック誘電体から生じるもので、クラスII誘電体を用いたMLCCに固有の負のDCバイアス効果とは根本的に異なります。

このため、CeraLinkコンデンサは、自動車、再生可能エネルギー、産業用ドライブなどのパワーコンバータやインバータのスナバ、フィルタ、フライングコンデンサ、DCリンクなどの機能を実現する非常にコンパクトなソリューションになります。これらはAEC-Q200に適合しており、損失率tan ẟは0.025未満を維持しています。

特長
  • わずか5.7mm x 5mm x 1.4mmのコンパクトな寸法(EIA 2220)
  • 室温で40mΩの低ESR
  • 3nHの低ESL
  • 200kHz、+25°Cで最大9ARMSの高電流能力
  • 定格電圧までのDCバイアスによる静電容量の増加
  • SiCやGaNのようなワイドバンドギャップ半導体の場合
  • 高リップル電流対応
  • dV/dtに制限なし
  • 動作温度:-40°C~+150°C
  • AEC-Q200 Rev.Eに基づく認定
応用
  • 高速スイッチングパワー半導体のスナバ接続
  • 出力コンデンサ
  • 自動車、再生可能エネルギー、産業用ドライブアプリケーション向けの高速スイッチング パワーコンバータ/インバータ

EIA 2220 Size CeraLink® Capacitors

画像メーカー品番商品概要入手可能な数量価格詳細を表示
CAP CER 0.25UF 500V 2220B58043E5254M052CAP CER 0.25UF 500V 22203150 - 即時$358.00詳細を表示
CERALINK SMD 2220 - 500 VB58043I5254M052CERALINK SMD 2220 - 500 V10514 - 即時$310.00詳細を表示
CeraLink  2220 900V 0.056uFB58043I9563M052CeraLink 2220 900V 0.056uF1267 - 即時$310.00詳細を表示
CeraLink 2220 900V 0.056uFB58043E9563M052CeraLink 2220 900V 0.056uF796 - 即時$331.00詳細を表示
刊行: 2022-03-16