Titanium Ti375C529開発キット

EfinixのTitanium Ti375C529開発キットには、Ti375 FPGAの開発および試作設計に必要なすべての要素が揃っています。このキットは、M、A、C、F、D拡張機能と6つのパイプラインステージを備えたISA RISCV32I搭載の32ビットCPUによって強化されたTi375のRISC-Vブロックの能力を紹介します。ハードプロセッサには4つのCPUがあり、それぞれに専用のFPUとカスタム命令が備わっています。さらに、Ti375のソフトコアMIPI D-PHYはレーンあたり最大1.5Gbpsをサポートし、強化されたLPDDR4/4xコントローラを備えています。

Titanium Ti375C529開発ボードには、SPIアクティブ（x1、x2、x4、x8モード）をサポートする512MビットのSPI NORフラッシュデバイスが2個搭載されており、FPGAを構成したり、RISC-Vソフトウェアなどのユーザーデータを保存できます。SPIフラッシュデバイスの1つ（U48）は、SPIパッシブモードもサポートしています。高度に統合されたEthernet PHYが搭載されており、最大1,000MbpsのRGMIIをサポートします。

主な特長の1つは、Ti375 FPGAとRISC-Vシステムオンチップ（SoC）の同時デバッグをサポートするオンボードUSB-デュアルJTAGデバイスです。さらに、低ピン数（LPC）コネクタインターフェースを備えたFPGAメザニンカード（FMC）や3つのPMODインターフェースなど、オンボードインターフェースが充実しており、ボード機能の拡張が可能です。この開発キットのQSEコネクタは、Ti60およびTi180開発キット用に開発されたEfinix QSEドーターカードと互換性があります。キットの機能性を高めるために、別途購入することもできます。