高電圧240V AC/DCラジアルPTCリセット可能 - 0ZREシリーズ
Bel Fuseは、ライン電圧電源、トランス、および器具などのアプリケーション向けに、ラジアルリードPTC 0ZREシリーズを提供
根本的に、Bel FuseのPTCは、導電性フィラーを含み、2つの導電性プレーナターミネーションの間に結合されたポリマー材料のブロックで構成されています。デバイスのIHOLD定格を下回る電流と100°Cを下回る温度では、PTCはR1 MAX定格を下回る抵抗値を維持します。
周囲温度の上昇またはI TRIP定格を超える電流により、デバイスの温度が130°Cに近づくと、充填ポリマーの体積膨張が、隣接する充填粒子の連鎖接点によって生成される端子にわたる伝導経路の大部分を壊すか、またはデバイスの抵抗が数桁急増します。
はるかに高い「トリップされた」抵抗で、電力が遮断されるまで、トリップされた状態(約125°C)にデバイスを内部加熱が「保持」できるのに十分なリーク電流があります。電源が取り外されると、PTCのコアが冷却して収縮するため、導電性チェーンがデバイスを再び形成しデバイスを低抵抗状態に戻すことができます。
各デバイス向けのカタログデータは、「標準電力」値を指定しています。これは、トリップされたデバイスによって失われた熱を、23°Cでの周囲環境に正確に一致させるために必要な電力です。オームの法則により、電力をW = EA2/Rとして表すことができます。したがって、「トリップされた」PTCの近似抵抗は、R = EA2/Wによって決定することができ、ここで「E」はPTCにわたる電圧(通常は電源の開回路電圧)であり、「W」は特定のPTC向けの標準電力値です。PPTCは、一定の内部温度を維持するように作用するので、その皮相抵抗は、印加電圧、そして程度は低いものの周囲条件に基づいて変化します。次の例について考えてみましょう。- 60V電源を使用して回路を保護する1Wの標準電力を持つPTCが示す皮相トリップ抵抗「R」
- R = 6QA2/1 = 3,600Ω
- 12V回路の保護に使用された時のこの同じトリップデバイスが示す皮相抵抗
- R = 12A2/1 = 144Ω
熱損失(周囲温度または空気対流など)に影響する物理的要因が、PTCが内部温度を維持するために必要とする電力のレベルを多少変更するため、標準電力の値は「標準」です。手短に言えば、PTCは、一定の定量化できるトリップ抵抗値を示しません。
| 特長 | 仕様 | |
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