SAM4Lシリーズ マイクロコントローラ

MicrochipのSAM4Lシリーズ マイクロコントローラ（MCU）は、Cortex-M4プロセッサベースデバイス向けの電力ベンチマークを再定義し、アクティブモードで最小の電力（最小90µA/MHz）を実現し、同時に最短のウェイクアップ時間（最小1.5µs）で完全RAM保持でのスリープモード（1.5µA）を達成します。SAM4LファミリはMicrochipのpicoPower^®技術を組み込むことにより、非常に効率の高い信号処理、使いやすさ、および高速通信ペリフェラルを提供し、民生用、産業用、ヘルスケア、およびIoTアプリケーション分野において、低電力化が重要課題の設計に理想的です。

これらの製品は、Atmel StudioおよびAtmel STARTを含むMicrochipの高度なソフトウェアフレームワークに対応します。このソフトウェアフレームワークは、マイクロコントローラの使用を簡素化するmegaAVR^®、AVR XMEGA^®、AVR UC3およびSAMデバイスを含むAtmel^®フラッシュマイクロコントローラ向けに幅広い組み込みソフトウェア群を提供し、ハードウェアと高価値ミドルウェアに抽象化を提供します。また、Microchipの32ビットソフトウェアフレームワークは、グラフィカルユーザーインターフェースを含み、GCCまたはIARコンパイラ用のスタンドアロンとすることができます。

利点

• MicrochipのpicoPower技術 - 可能な限り低消費電力でデバイスを一から開発することを確保し、長いバッテリ寿命を実現
• MicrochipのQTouch^®静電容量式タッチサポート - QTouch®技術をベースにするハードウェア統合型静電容量式タッチモジュールを含み、超低消費電力でタッチおよび近接機能を迅速に開発可能
• 高効率な信号処理 - Cortex-M4アーキテクチャにより、SAM4Lマイクロコントローラは、拡張シングルサイクル積和演算命令、最適化されたSIMD算術命令および飽和算術命令を提供し、非常に効率的な信号処理を実現
• 使いやすさ - ソフトウェアツールのエコシステムとMicrochip Studio 6統合開発環境のサポートにより、効率的な設計プロセスが可能になり、市場投入までの時間を短縮