MAX32655 Arm® Cortex®-M4プロセッサ

ADIのMAX32655マイクロコントローラ（MCU）は、複雑な機能やアルゴリズムを効率的に計算するArm Cortex-M4F CPUを搭載した先進のシステムオンチップ（SoC）で、-40℃～+105℃の温度範囲で動作することが認められています。このSoCは、単一インダクタ複数出力（SIMO）降圧レギュレータシステムにより電力調整と管理を統合しています。最新世代のBluetooth 5.2低エネルギー（LE）無線が搭載され、長距離（コード化）モードと高スループットモード、メディカルボディエリアネットワーク（MBAN）をサポートします。このデバイスは、512KBのフラッシュと128KBのSRAMの大容量オンボードメモリを提供し、32KBのSRAMバンク1つにオプションのエラー訂正符号化（ECC）を搭載できます。この32KBバンクは、オプションとしてBACKUPモードで保持できます。8KBのユーザーOTP領域が利用可能です。

このデバイスは、512KBのフラッシュと128KBのSRAMの大容量オンボードメモリを提供し、32KBのSRAMバンク1つにオプションのエラー訂正符号化（ECC）を搭載できます。この32KBバンクは、オプションとしてBACKUPモードで保持できます。8KBのユーザーOTP領域が利用可能です。

MAX32655は、I²C、50MHz SPI、UARTなどの複数の高速ペリフェラルをサポートし、さらにオーディオコーデックに接続するためのI²Sポートを1つ備えています。外部アナログソースからのアナログ入力を監視するために、8入力、10ビットADCが利用できます。さらに、低電力UART（LPUART）は、データを失うことなくウェイクアップアクティビティを容易にするために、最低電力スリープモードでの動作も利用可能になっています。I/O機能を備えた合計6個のタイマが提供され、そのうちの2個の低消費電力タイマは、最低電力のスリープモードでもパルスカウント、キャプチャ/コンペア、パルス幅変調（PWM）生成を可能にします。

MAX32655は、81 CTBGAパッケージ（8mm x 8mm、0.8mmピッチ）で提供されます。