MAX22514 IO-Linkトランシーバ

Analog DevicesのMAX22514 IO-Linkトランシーバは、24Vラインドライバ、統合DC/DC降圧レギュレータ、5Vおよび3.3Vリニアレギュレータを含む高電圧機能を統合しています。MAX22514は、IO-Linkデバイス、プライマリ、および産業用スイッチングセンサアプリケーションを対象としており、標準のSPIインターフェースを使用して構成と監視ができます。

MAX22514評価キット（EVキット）は、評価ボードとソフトウェアで構成されています。このEVキットは、統合DC/DC降圧レギュレータを備えたMAX22514 IO-Linkデバイストランシーバを評価する、完全に組み立て済みおよびテスト済みの回路基板です。このEVキットには、MAX22514の機能を実行するためのGUI（グラフィカル ユーザー インターフェース）を提供するWindows互換のソフトウェアが含まれています。また、USB-A対micro-Bケーブルを使用して、PCと接続することができます。

WindowsベースのGUIソフトウェアは、Analog Devicesのウェブサイト（Design＆Developmentタブ下）からダウンロードできます。EVキットソフトウェアを使用するには、Windows 7またはそれ以降のWindows OSが必要です。

MAX22514は、構成および診断用のSPIインターフェースを備えています。高レベルの集積度（2つのリニアレギュレータ、DC/DC降圧レギュレータ、統合されたサージ保護と低電力消散および小型パッケージの組み合わせ）により、MAX22514は様々な産業用アプリケーションやIO-Link小型センサアプリケーションでの使用に最適化されています。

MAX22514は、IO-LinkデバイスとIO-Linkプライマリアプリケーションの両方で使用できます。SPIインターフェースは、拡張された構成と診断に使用され、トランシーバーは、COM1、COM2、COM3 IO-Linkデータレートでの動作が可能です。MAX22514は、C/Qラインに必要な5mAのプルダウン/プルアップ電流を有効にし、ウェイクアップパルスを生成するように構成できます。

ブロック図