リチウムイオン電池
の構成ソリューション

合致するリチウムイオン電池のエネルギー監視用等級付け機器ソリューション

エネルギー消費量はあらゆる分野で問題となります。Analog Devicesは効率的で豊富な機能を持ち、低コストのパワーソリューション製造の分野の先頭に立っています。 電気自動車やハイブリッド自動車、ソーラーPV、エネルギーおよび風力エネルギーの設計、製造、採用の増大につれて、電池、具体的にはリチウムイオン（Li-ion）電池の使用も増大し、重要性が増しています。 リチウムイオン電池の製造は複雑かつ精密なもので、すべての段階で専門的なテストが必要です。 ADIは、自社のアナログフロントエンド（AFE）、コンバータファミリのAD8450/AD8451、パルス幅変調（PWM）コントローラファミリのADP1972およびADP1974を組み合わせ、リチウムイオン電池の構成および等級付け機器ソリューションを開発しました。 ADP1972は降圧（ステップダウン）または昇圧（ステップアップ）コンバータで、ADP1974は双方向かつ同期型です。 これらの部品は、電池のテストおよび構成アプリケーション用に特化して設計されたものです。

すべてのリチウムイオン電池構成ソリューションには、このタイプのアプリケーションに求められる計算能力を持った強力なマイクロコントローラ（MCU）が必要です。 ADuC7060/ADuC7061は16ビット/32ビットのARM7TDMI® MCUで、フラッシュ/EEメモリと、8kSPS、24ビットの高性能マルチチャンネルシグマ-デルタ（Σ-Δ）A/Dコンバータ（ADC）を搭載しています。 AD7173/AD7175は強力な24ビットADCで、AD7173は8/16チャンネル、AD7175は2/4チャンネルが搭載されています。 推奨のD/Aコンバータ（DAC）には、16ビットのシリアルペリフェラルインターフェース（SPI）ファミリであるAD5668、AD5686、AD5676が含まれます。 AD5668/AD5676は両方とも8チャンネルで、AD5686は4チャンネルです。

すべてのリチウムイオン電池構成ソリューションには、内部的な管理、基準電源、ドライバが必要です。 基準電源としては、ADR3450およびADR4550ファミリが用意されています。 これらのCMOSデバイスは高精度で、消費電力がわずかで、低ノイズであり、5Vの監視用に設計されています。 AduM7223は4Ampの絶縁ブリッジドライバで、ADIのiCoupler®を使用し、2つの独立して絶縁されたチャンネルが搭載されています。 電源管理用のデバイスには、ADP2441/ADP7102とADM8829ファミリの3つを選択できます。 ADP2441は36V、1Aの同期降圧DC/DCレギュレータです。 ADP7102は20V、300mAの低ノイズCMOS低ドロップアウト（LDO）リニアレギュレータです。 ADM8829は充電ポンプ電圧インバータで、正の入力から負の電源を生成します。

最後に、リチウムイオン電池の構成にはマルチプレクサが必要です。 ADIには、ADG528、ADG5408、ADG658、ADG1406、ADG1606の5つのマルチプレクサデバイスがあります。 ADG528は、4/8チャンネルでフォールト保護されたアナログマルチプレクサです。 このデバイスは、nチャンネル、pチャンネルおよびnチャンネルの一連のMOSFET構造を使用しています。 ADG5408は、高電圧ラッチアップ対策された8チャンネルマルチプレクサです。 ADG658は、8チャンネルCMOSの+3/+5V、+-5 Vの低電圧マルチプレクサです。 ADG1406とADG1606は、16チャンネルで3.3V、5V、12Vに対応したiCMOS®マルチプレクサです。

システムブロック図

製品

リソース

アナログダイアローグ

• 高精度のアナログコントローラによる高効率リチウムイオン電池製造の最適化
• AD8450/AD8451補正回路設計ツール