ADPD1080/ADPD1081測光用フロントエンド

ADIのADPD1080/ADPD1081は測光用フロントエンドで、それぞれ14ビットのA/Dコンバータ（ADC）を内蔵し、柔軟な発光ダイオード（LED）ドライバと連動する20ビットバーストアキュムレータを備えています。これらのデバイスは、LEDを励起して、それに応答する光帰還信号を測定します。データ出力と機能設定は、ADPD1080の1.8V I²Cインターフェース、またはADPD1081のシリアルポートインターフェース（SPI）を介して行われます。制御回路には、フレキシブルなLEDシグナリングと同期検出機能が備わっています。

アナログフロントエンド（AFE）は、外部制御を必要とするDCキャンセル回路や光学フィルタを必要とせず、一般的に周囲光によって引き起こされる変調干渉起因の信号オフセットや劣化を防止する機能を備えています。

最適の性能を得るには、ADPD1080/ADPD1081を100pF以下の低容量フォトダイオードと組み合わせて使用してください。このデバイスは、あらゆるLEDと使用できます。ADPD1080は、16ボールの2.46mm × 1.4mmのWLCSPと28ピンの4mm × 4mmのLFCSPで提供されています。SPIのみのバージョンADPD1081は、17ボールの2.46mm × 1.4mm WLCSPで提供されています。ADPD1080/ADPD1081は、臨床測定、産業用モニタリング、フィットネスモニタなどのアプリケーションに最適です。