ADA4571-2異方性磁気抵抗センサ

ADIのADA4571-2は、信号調整アンプとアナログデジタル（ADC）ドライバを内蔵した2チャンネルの異方性磁気抵抗（AMR）センサです。このデバイスは、周囲の磁界の角度位置を示すつのアナログ出力を生成します。各チャンネルは、1つのパッケージ内のAMRセンサと可変ゲイン計装アンプという2つのダイで構成されます。ADA4571-2は、回転磁界の角度に関連するチャンネルごとに、クリーンで増幅されたコサインおよびサイン出力信号を提供します。出力電圧範囲は供給電圧に比例します。各センシングチャンネルには、互いに45°の相対角度で2つの分離されたWheatstoneブリッジが含まれています。ICパッケージの平面に平行な回転磁界は、センサと磁界方向の間の角度αの2倍の周波数を持つ2つの正弦波出力信号を提供します。ICパッケージの平面に平行な均一境界内では、出力信号はセンサと磁石の間のエアギャップに依存しません。

評価ボード（EVAL-ADA4571-2）は、オンボード5Vレギュレータ、6チャンネル同時サンプリングADC、ADA4571-2内の温度補償とパワーダウンモードを有効にするジャンパを備えています。マザーボードには、デバイスの6つの出力用のテストポイントと実装されていない同軸コネクタも備わっています。EVAL-ADA4571-2は、ADA4571-2をエンドオブシャフトマグネット構成で取り付けます。この評価キットは、ADA4571-2マザーボード、手動で回転可能なマウント上の磁気刺激、USBインターフェース、およびSDP-Sコントローラボードで構成されています。