ADA4099-1オペアンプ

ADI社のADA4099-1は、堅牢で高精度のレールツーレール型入出力オペアンプで、入力は-V_Sから+V_Sか、それ以上の範囲で動作します。また、最大80Vの差動電圧にも耐え、DC精度を損なうことはありません。このデバイスは、オフセット電圧が25µV未満、入力バイアス電流が4nA未満で、3.15V〜50Vで動作します。

ADA4099-1はユニティゲインで安定しており、最大20mAの負荷を駆動することができ、100pFの容量性負荷も駆動することができます。このアンプは、低電力シャットダウンが可能です。ADA4099-1は、標準、6ピン、薄型スモールアウトライントランジスタ（TSOT）パッケージを採用しています。

「EVAL-ADA4099-1HUJZ」は、ADA4099-1オペアンプを評価するためのキットで、ゲイン1構成を採用している事前装着ボードです。

このボードは、シンプルかつ効率的に使用できるよう設計されています。入力と出力にはエッジマウントされたSMA（Sub-Miniature version A）コネクタがあり、テスト機器や他の回路との接続を効率的に行うことができます。また、入出力に使用するオプションとして、バルクテストポイントも組み込まれています。EVAL-ADA4099-1HUJZは、グランドプレーン、部品配置、電源を最適化することで、回路の柔軟性と性能を最大限に引き出しています。EVAL-ADA4099-1HUJZは、面実装技術（SMT）を採用し、ほとんどの部品を0805サイズにすることで、0603サイズに固定されたバイパスコンデンサ（C1～C4）を除き、必要に応じて交換したり、はんだ付けするオプションを提供し、設置を容易にしています。EVAL-ADA4099-1HUJZには、抵抗およびコンデンサ用の未実装の空きパッドがあり、様々なアプリケーション回路や構成を実装するオプションと柔軟性を提供します。

特長

• Over-The-Topテクノロジーは、お客様に堅牢なフロントエンド設計を提供し、バイアスが部品の供給電圧外であっても、信号を検出できるようにします
• 電圧ノイズが低いため、通常はシステムノイズの中で失われてしまう非常に小さな信号を検出し、増幅することができます
• 電源制御が最適化されたシステムのシャットダウンオプション（必要に応じてパフォーマンスを維持するためのデューティーサイクルを提供）