AK09973Dデジタル出力付き超小型3軸磁気センサ
AKMの3軸磁気センサは、ベクトル成分で磁場を捕捉
AKMのAK09973Dは、ホールセンサ技術を利用した3軸磁気センサICです。AK09973Dは、大きな磁気を検出するワイドレンジ磁気センサ、センサ駆動回路、信号増幅器、演算回路などを備え、X、Y、Zの各軸の磁場の大きさをデジタル値で出力します。さらに、閾値設定に従って磁気イベントを検出して外部に通知するスイッチ機能を備えています。
AK09973Dは、磁石と組み合わせて使用して両者の相対距離や相対姿勢を検出することで、折り畳み型や画面収納型のスマートフォンの形体の検出や、スイッチ機能を活用した超低消費電力のセキュリティ機器での応用に適しています。
- 磁場出力(デジタル)/DRDY機能
- 周期的な駆動により3軸上の全軸の磁界を測定し、その結果をデジタルデータとして出力
- 測定データ対応のDRDY機能
- プログラム可能なスイッチ機能
- 各軸に1つの閾値を設定し、3軸の二乗和を設定可能
- 磁気測定データが設定した閾値を超えたとき、または下回ったときの出力スイッチイベント割り込み
- 超小型パッケージ
- 5ピンWL-CSP(BGA)パッケージ:1.18mm × 0.78mm × 0.55mm
- 高感度設定/ワイドレンジ設定
- 3軸で±36mTの高感度設定
- μT~mTまでの幅広い磁界を測定可能
- Z軸で±101.5mT、X軸とY軸で±34.9mTのワイドレンジ設定
- バッテリ残量が重要なときに低消費電力
- 低電力駆動:10Hzで3.5µA(標準)、100Hzで22µA(標準)
- セキュリティデバイス
- スマートフォン
- スマートウォッチ
- Trueワイヤレスステレオヘッドセット

