Digi-KeyとMake:、新しい基板ガイドとコンパニオン拡張現実（AR）アプリを発表

シーフリバーフォールズ , ミネソタ州, 米国 - 2023年 01月 24日

即時出荷が可能な世界最多の電子部品在庫/オートメーション製品を有しているDigi-Key Electronicsと、ものづくりに携わる人々のための出版社およびネットワークとしてリードするMake:は最新版基板ガイドとともに、iOS機器向けApple App StoreとAndroid™ベースモバイル機器向けGoogle Playストアで入手可能なコンパニオンDigi-Key拡張現実（AR）アプリを発表しました。

このガイドはマイクロコントローラ（MCU）、シングルボードコンピュータ（SBC）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（FPGA）ベースボードのセクションに分かれており、学生、メイカー、プロのエンジニアによるイノベーションの現実化を可能にする最新技術の検索をサポートします。

今年度版ガイドのコンパニオンとして、Digi-Keyは最新モバイル機器のカメラ、ディスプレイ、センサを活用する拡張現実（AR）アプリも発表しました。このアプリは、50を超える基板をARで利用可能で、こうした主要なプラットフォームとバーチャルにやりとりする最も優れた手段となります。Digi-Key ARアプリはガイドと組み合わせて、あるいは単独で動作します。

150を超える基板が詳細にわたって比較されており、Adafruit、Arduino、Raspberry Pi、SparkFun、BeagleBone、Micro:bit、Seeed Studio、DFRobot、Espressifなどの主要ベンダーからラピッドプロトタイピングや組み込み設計のための最適なソリューションを検索する上で最高の手段を提供します。今年度版ガイドでは新機軸として、チップ不足の中で台頭するRaspberry Pi RP2040とEspressif ESP32を取り上げた記事を掲載しました。RP2040の月間出荷数は現在50万台に達しています。

もう1つのアプリ限定コンテンツであるビデオの中ではMake:のコミュニティエディタのDavid Groom氏が基板などの詳細と選定プロセスについて解説しています。

Digi-Keyのテクニカルマーケティング担当マネージャーのKevin Walsethは「Digi-Key ARアプリ内に新しい基板ガイドをリリースしたことを嬉しく思います。AR内で基板をスキャンして間近で見る体験をぜひお楽しみください」と述べ、さらに「自分のプロジェクトを構想から実用的な設計やプロジェクトに進めたい学生、メイカー、エンジニアにとって、新しい基板を回転、ズームし、あらゆる角度から見る機能はすばらしい可視化ツールです」と語りました。

Make:のコミュニティエディタのDavid Groom氏は「今回の最新版Make:基板ガイドには最近話題となっている79種類のマイクロコントローラ、シングルボードコンピュータ、FPGAの詳細スペックが掲載されています。どのようなプロジェクトであれ、MCUやSBCが必要なら、まずこのガイドを見てベースとすべき最も理想的で最も入手しやすい基板を選んでください」と述べ、さらに「主なトレンドや、Digi-Key ARアプリを通して空間上で見ることのできる注目の新しい基板を約10製品掲載しています。アプリではそれぞれの製品について詳細に解説した限定ビデオも公開されています」と語りました。

このガイドのPDF版と、Digi-Key ARアプリのダウンロードリンクについては、http://www.digikey.jp/ja/boardsguideをご覧ください。

Make:について
Make:は複数のメイカーをつなぐ先進的なグローバルプラットフォームです。雑誌「Make:」、書籍「Make:」、グローバルなMaker Faireネットワークを通じ、Make:はDIY精神をテクノロジーにもたらし、あらゆる種類のクリエイターが交流し周囲の世界を改善する方法を示すプロジェクトやツールを開発、紹介しています。

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