小型NFCアプリケーション用のNTAG 5
(画像提供:NXP USA Inc.)
NXPのNTAG 5「スイッチ」と「リンク」を使ってビジネスを「ブースト」させましょう。NTAG 5ファミリは、ゲーム、スマートリビング、IoT、産業および消費者向け分野における小型デバイスを対象に、新しく革新的なNFCのユースケースの可能性を創出しています。
NXPのNTAG 5デモボード(画像提供:NXP USA Inc.)
NTAG 5ファミリがNFCを変革する4つの方法
NFCアンテナの小型のフットプリント、そしてAESによるセキュリティの強化により、これらの超小型デバイスは、ペアリングなどのさまざまなユースケースにおいてクラウドやその他のNFC対応デバイスと安全に対話することができます。こうしたアプリケーションは、消費者向け、産業用、IoTなど、各種の分野において使用されています。
- NTAG 5ブーストがアンテナのフットプリントを30分の1に削減
- NTAG 5 I²Cマスター – センサデータの読み取りにµCが不要である理由
NTAG 5リンクはI²Cマスターチャンネルとして動作するように構成できるため、マイクロコントローラやバッテリを必要としません。この高度に統合され、センサ駆動型アプリケーション向けに最適化されたNFCブリッジは、デバイスからクラウドへのリンクを作成します。この機能は、センサを瞬時に読み取って電力供給を行ったり、ニーズに合わせて必要なEEPROMを拡張したりするための、安全で将来も使用可能な手段として有用です。その結果、MCUが不要になることから、材料コストを最小限に抑えることができます。
- 安定化された環境発電機能を備えたNTAG 5
NTAG 5リンクおよびスイッチを搭載したアプリケーションの材料コストは、バッテリを使用しないことでさらに削減することができます。NTAG 5は2つのモードで発電することができます。1つ目のモードは低電界強度に最適化されており(NFC対応のモバイル電話など)、2つ目のモードは強力なNFCリーダを使用する場合の高電界強度に最適化されています。この環境発電機能により、各製品は、最大30mWまでの取り付けられた任意の回路へ供給する安定化電力を取得することができます。そのため、各デバイスではバッテリが不要になります。
- スケーラブルなセキュリティを実装したNTAG 5
NTAG 5ファミリは、各種のユースケースやさまざまなお客様のニーズに応じたスケーラブルなセキュリティを実現することにより、お客様のセキュリティ条件に対応します。タグ内の2048バイトのメモリは3つの領域に分割でき、各領域は異なる保護レベルを使用できます。保護レベルは、保護なしから、32/64ビットのパスワード保護、または相互認証を使用した最高128ビットのAES保護読み取り/書き込みアクセスまで、各種利用できます。このレベル設定により、バリューチェーン内の関係者はそれぞれ、アクセスデータを保存するための専用のメモリ領域を確保できるようになります。また、このセキュリティレベルは製品の耐用期間中にいつでもアップグレードできます。つまり、お客様は、単に「アップグレード」を実施するだけで、任意のセキュリティレベル(たとえば、32ビットのプレーンパスワード)から開始し、しばらく経過した後にAESの相互認証に変更することができます。
ヒアラブルやウェアラブルのような超小型デバイスが他のデバイスと対話できるようにするために、NFC対応のデバイスにはさらに小型のアンテナが必要です。NTAG 5ブーストに搭載された独自の機能により、アンテナのサイズを、読み取り範囲を犠牲にすることなく、小型デバイスに収まる30分の1に縮小することができます。電流消費量がスタンバイモード時は10µA未満、ハードのパワーダウンモード時は0.25µAのNTAG 5ブーストは、小型のバッテリ駆動デバイスに最適です。アクティブ負荷変調(ALM)の使用により、NFCブリッジはNFC電話やデバイスとの堅牢で信頼性の高い通信を実現し、小型デバイスの利便性を新たな水準へと引き上げています。
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