DigiKey、KiCadへのご寄付と同じ額を寄付

年末に向け、KiCadもバージョン7になりました。

この数年、KiCadは大小さまざまな変化を遂げてきました。しかし、いつものように、KiCadコミュニティが引き受け、完成させた膨大な量の仕事には感銘を受けます。

KiCadの開発チームは1年ごとにリリースを行うことにしており、リリースごとにEDAツールのエコシステムに新しいエキサイティングな機能が追加されます。今回も、プラグインシステムの強化や、電子設計の効率化・改善など、さまざまな変更を行いました。

このように開発を加速させることができたのは、KiCad Services Corporation、Linux Foundation、CERN、その他数え切れないほどの寄付者によるコミュニティからの資金提供によって可能となった、献身的な個人の皆様からのご寄付のおかげです。

DigiKeyは2018年からKiCadの取り組みを支援していますが、今年は少し違ったアプローチを取ることになりました。つまり、12月1日から7日まで、バージョン7以降を完成させるための資金として、KiCadプロジェクトへの個人からの寄付金と同じ額(合計15,000ドルまで)を寄付することとなりました。

ご寄付の効果を倍増させたい方は、12月の第1週にdonate.kicad.orgに是非アクセスしてください。皆様のご寄付(およびDigiKeyからの同額寄付)は、無償のオープンソースEDAパッケージの開発を引き続き加速するために役立たせていただきます。

著者について

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Ben Hestは、DigiKeyのシニアアプリケーションエンジニアです。2008年からDigiKeyに勤務しており、主にMicrochipとTexas Instrumentsのマイクロコントローラ製品を担当しています。彼は、DigiKeyのアプリケーションエンジニアリンググループやその周りの多くの真摯で素晴らしい仲間と10年以上にわたって仕事をしてきましたが、それを恵まれていると考えています。ベンは、ノースダコタ州立大学ファーゴ校で電気工学の理学士号を取得しています。彼のスキルには、仕事を達成するために自分が知らない多くの事柄に一度に首を突っ込むことや、ちょっとずつあらゆる知識を仕入れることが含まれています。彼は人に自分のことを話すのが苦手なようです。今は3歳未満の2.5人の子供と過ごす時間もほとんどありません。

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