従業員、コミュニティ、お客様のためのDigiKeyの対応

前例のないこの事態の合間に少し時間を取り、DigiKeyがお客様へのサービス提供を継続しつつ、従業員とコミュニティの健康と安全を守るために果たす役割について明確にしたいと思います。ミネソタ州北西部の最大手企業の1社として、私たちは当社が果たす重要な役割を認識しており、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に関する状況が拡大している間、DigiKeyが講じている予防措置についてお知らせします。

1. 私たちDigiKeyの思いと祈りは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている世界中の皆様と共にあり、第一の関心事は、当社のチームメンバーとその家族、コミュニティ、お客様、ビジネスパートナーの健康と安全です。当社では数週間をかけて、ウイルスがコミュニティと産業に及ぼす影響に備えてきました。
2. 現在、DigiKeyの従業員には、新型コロナウイルスの陽性反応者も、隔離中の者もいません。万が一、これに変化が生じた場合は、即座に全従業員に通知することになっており、隔離を必要とする人に通知と十分なケアが行われます。当社はミネソタ州保険局とも緊密に連携し、すべての指針に従います。
3. DigiKeyの営業を停止する予定はありません。これは、当社の一部製品に対して新型コロナウイルス感染症の診断および治療の最前線にある企業からの需要が大きい、という特別な状況にあるためです。当社は、こうした企業に必要な部品供給を継続する必要があり、緊急時対応策を実施して出荷を継続しています。
4. ミネソタ州保険局のソーシャルディスタンス（対人距離間隔）に関する厳格な指針に従って、在宅勤務が可能な従業員はそれを行っています。そうでない従業員は互いに6フィート以上の間隔を保ち、作業場の徹底的な消毒および除菌を実施しています。当社は常に、建物内で人が多く触れるあらゆる器具類（ドアの取っ手、照明スイッチなど）、電気器具、共有スペース（会議室、食堂など）に対して、CDC（米国疾病対策センター）承認済みの産業向け洗浄作業手順を適用しています。また従業員には、頻繁に手洗いをすること、咳やくしゃみをするときはティッシュやひじで覆ってすぐに手を洗い、気分が悪い場合は家に留まるように指示しています。
5. 学校が閉鎖されているため、DigiKeyでは休暇規定も緩和し、登校しない子供といっしょに家庭にいる必要があるチームメンバーの必要に応じて柔軟なスケジュールを可能にし、休校の時間を取り戻す機会を提供しています。
6. DigiKeyはCDCの指針に従い、2020年3月9日からアジアおよびヨーロッパとのあらゆる業務上の往来を禁止しています。また、DigiKeyでは渡航禁止令前から、先を見越して産業イベントへの参加をキャンセルしています。米国内の従業員の国内出張も禁止し、ヨーロッパおよびアジア在住の従業員には米国への渡航も禁止しています。従業員には、国内出張のかわりに電話会議やテレビ会議を使うように求めています。
7. 当社には毎日会議を行っている対策本部があり、お客様が新型コロナウイルス感染症のパンデミックと闘い、革新を続けていくために必要な部品の提供を継続しつつ、当社従業員を保護するために必要なあらゆる変更措置を取っています。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックは状況を急速に変化させつつあり、当社は、誰もが知る必要のある最新の事実を従業員、コミュニティ、そしてお客様に伝えていきます。当社はこの点で全員が一致協力しています。

この状況に関するDigiKeyからのニュースと更新情報については、当社のホームページをご確認ください。https://www.digikey.jp/ja/help/coronavirus