PCBでの画像のカスタム印刷

これまでに、カスタムのプリント回路基板の設計を作成し、その設計に対して独自のロゴや画像を追加したいと思ったことはありませんか。でも、そのための手順を確認した方は、間違いなくこれは大変な作業だと思ったことでしょう。最近、私たちは、あるイベント用にEagleでバッジを作成し、3つの異なるロゴをバッジには追加することにしました。言っておきますが、これは簡単ではありませんでした。参考になるチュートリアルがいくつかありはしましたが、同じような作業をしなければならない人はたくさんいるはずなので、私たちは簡単で、かつ、できるだけ完全なチュートリアルを作成したいと思いました。このブログでは、Eagleソフトウェアで最も役に立った方法について、手順を追って説明します。また、この手順を視覚的に紹介するための動画も作成しました。

こうした作業が初めての人のために、使用するファイルについて説明しましょう。ここで必要なのは、「モノクロ」の.BMPフォーマットです。モノクロバージョンを使用することで、ファイルが黒白のみであり、他のカラーや陰影が使われていないよう徹底されます。サイズと解像度についても考慮しなければなりません。一部の基板メーカーでは、印刷可能な最大ppi(dpiと言われることもあります)が決まっています。送信時には正常に見えてファイルが、うまく印刷できないことがあります。印刷を繰り返したり、フラストレーションを感じたりすることがないよう、サイズと解像度について確認し、念頭に置いておくようにしましょう。

画像をインポートする方法には2つの選択肢があります。 1)1回のみの使用のために回路図または基板ファイルにインポートするか、2)将来の使用のためにライブラリにインポートします。回路図で選択する標準的なレイヤは94: symbolsです。基板で選択する標準的なレイヤは21: tplace、22: bplace、1: topの銅レイヤ、16: bottomの銅レイヤです。

将来再度使用する画像であれば、ライブラリにインポートすることをお勧めします。保存先のライブラリを開き、ソフトウェアの最上部にある[symbol]ボタンをクリックし、シンボルに名前を付けて、[ok]をクリックします。

エディタが開いたら、コマンドラインに「run import-bmp」と入力します。ポップアップで[ok]をクリックし、ファイルの選択肢から使用対象のBMPファイルを選択します。下部レイヤでの表示のためにインポートする場合は、画像を反転させる必要があります。

注意: インポートされたファイルには、画像の左下にファイルの場所が含まれています。この部分をグループ化して削除することにより、このシンボル自体を変更する必要があります。

これが1回限りの使用の場合は、ファイルをそのまま回路図または基板へと直接インポートします。回路図を開き、コマンドラインに「run import-bmp」と入力します。ポップアップで[ok]をクリックし、ファイルの選択肢から使用対象のBMPファイルを選択します。

カラーの選択のポップアップで、[white]を選択します。サイズおよびレイヤの情報に関する別のポップアップが表示されます。使用する単位(mmまたはインチ)を選択して、希望する画像の幅を確認します。次の、この幅を「幅/ピクセル数」という式に挿入します。これにより、スケールファクタに入れる数が決まります。いったんインポートすると、サイズは変更できないことにくれぐれも注意してください。

次に、レイヤガイドを使用して画像を配置するレイヤを選択し、[ok]をクリックしてスクリプトを実行します。シンボルを保存し、画像を使用する対象の回路図または基板を開きます。

画像を移動するには、画像が含まれているレイヤを除くすべてのレイヤを非表示にし、「group」コマンドを実行して当該の画像の周囲にボックスをドラッグします。次に、「move」コマンドを実行します。画像の近辺を右クリックして、[move group]をクリックします。ここから、希望の場所に画像を移動できます。画像が選択されている状態のときに右クリックすると、画像が回転します。左クリックすると、画像が配置されます。

この作業で最も重要なのは、インポート対象のファイルがモノクロであること、ファイルタイプが正しいこと、ファイルの解像度が高すぎないことを確認することです。作業のその他の部分は比較的単純です。この情報を、皆様の時間の節約に役立てて、作成を楽しんでください。

著者について

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Ashley Awalt氏はアプリケーションエンジニアリング技術者で、2011年からDigiKeyに携わっています。彼女は、DigiKey奨学金プログラムを通じて、ノースランドコミュニティ&テクニカルカレッジのエレクトロニクステクノロジ&自動化システムで応用科学の準学士号を取得しました。彼女の現在の役割は、独自の技術プロジェクトを作成し、プロセスを文書化し、最終的にはプロジェクトのビデオメディアカバレッジの制作に参加することです。アシュリーの余暇には、好きなことと言えば - ああ、待って、お母さんにとって暇な時があるでしょうか?

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