GSP500/GSP750シリーズ AC/DC電源

XP PowerのGSP500およびGSP750シリーズは高効率のAC/DC電源で、超小型フットプリントと低1U高さのプロファイルが求められる500Wおよび750Wのアプリケーション向けのソリューションを提供します。これらのシングル出力強制空冷ユニットは、-40°C～+70°Cの広い温度範囲にわたって動作でき、全電力は最大+50°Cまで利用できます。両シリーズは、全負荷範囲にわたって90%の高効率と、ほぼ完全に平坦な効率曲線を提供します。両シリーズは、80V_AC～264V_ACの拡張ユニバーサル入力範囲で動作し、全電力は90V_AC～264V_ACで利用できるため、115V_ACからディレーティングする市場の多くのユニットとは異なり、これらの電源は、全世界での使用に非常に適しています。

電力出力は、GSP500で最大500Wまたは650Wピーク、GSP750で750Wまたは900Wピークです。両製品群は、+12V_DC、+24V_DC、または+48V_DCの公称出力を供給する3つのシングル出力モデルで入手できます。また、追加の+5V_DCスタンバイ出力は、GSP500では2A、GSP750では3Aで提供され、常時オン出力をロジック回路に供給します。両シリーズはIEC/EN/ANSI/AAMI ES60601-1医療用第3版安全規格に準拠しており、IT機器用の国際的に広く認められたIEC/UL/EN60950-1安全規格にも準拠しています。これらの製品は、クラスB伝導EMI規格に適合しています。保護機能および制御信号には、パワーフェイル、インヒビット、出力パワーグッドLED、およびリモートセンスが含まれます。

GSP500はわずか170.4mm x 101.6mm x 41.9mm（6.71" x 4.00" x 1.65"）の寸法で、封止型Uチャンネルシャーシにパッケージされており、GSP750はわずか254.0mm x 101.6mm x 41.9mm（10.0" x 4.0" x 1.65"）の寸法の同じ機械的フォーマットを有しています。両製品は、2つの3速度ファンを含み、ファン速度は、内部周囲温度、入力電圧および出力負荷の組み合わせによって決定されます。ファンは、音響ノイズが常に最小限に抑えられることを確保します。加えて、これらのユニットは、負荷が最小であるすべての入力状態下でファンがシャットダウンするように設計されています。このアプローチは、ファンの寿命延長に寄与し、最終機器が患者の近くに配置される医療アプリケーションに適しています。

両シリーズは、設計全体を通して、損失を最小限に抑えてノイズを低減するための共振トポロジや、損失をさらに低減して効率を向上させるための同期整流を採用しています。すべてのモデルには、3年保証が含まれています。