VDRMシリーズ MagI³Cパワーモジュール

Wurth ElectronicsのVDRMファミリは、モールドパッケージおよびメタル基板内に制御回路、パワーMOSFET、出力インダクタ、およびいくつかのディスクリート抵抗およびコンデンサを含む降圧または「バック」レギュレータです。 VDRMシリーズ MagI³Cパワーモジュールファミリは、スイッチングパワー段、制御回路、および受動部品をすべて1つのパッケージに収めた完全統合型電流モードDC/DC電源から構成されています。 これらのデバイスはまた、スムーズで安全なパワーアップのために組み込みの補償回路およびソフトスタート機能を特長としています。 VDRMは、TO263-7EP、BQFN-39、BQFN-41の3つのパッケージサイズで入手可能です。

TO263-7EPは、薄型で小型外形の産業用高電力密度パッケージです。 正確な安定化出力電圧を備えたVDRMシリーズは、高効率を提供し、最大5Aの出力電流を供給します。 この製品は、6V～42Vの入力電圧で動作します。これらは、熱性能を強化し、手作業または機械はんだ付けを可能にする革新的なパッケージで入手できます。 VDRMレギュレータはまた、熱および電気損傷から保護するためにオンボード保護回路を備えています。 サーマルシャットダウン、過電流、過電圧、不足電圧保護、および短絡保護は、レギュレータを保護します。

小型のBQFNパッケージは、薄型が求められるプリント回路基板に容易にはんだ付けできます。 MagI³Cパワーモジュールは、わずか5つの外付け部品が必要で、ループ補償および磁気部品選択プロセスを排除します。 このパッケージは、広範なシステムおよびICの給電に最適です。

アプリケーションノート

• ANS004 - MagI³Cパワーモジュール向けの入力フィルタ
• ANS006 - MagI³Cパワーモジュールでの選択および設計
• ANS007 - MagI³Cパワーモジュールを使用した反転バックブーストコンバータの設計
• DNS001 - MagI³Cパワーモジュールを備えたLEDドライバ