T22シリーズ 面実装湿式タンタルコンデンサ

Vishay SpragueのT22シリーズの真の面実装（SMD）湿式タンタルコンデンサは、宇宙での運用に適しています。湿式タンタルコンデンサは、長く安定した平均寿命、高い動作温度範囲（+200°Cを超える）、高電圧機能（最大125V）、および静電容量により、軍用および高信頼性アプリケーションで広く使用されています。しかし、最近まで、それらはSMDパッケージで利用できませんでした。固体タンタルコンデンサは長い間SMDバージョンで利用可能でしたが、ハーメチックシールされた湿式電解コンデンサの場合、厳しいSMDの温度に対する耐久性の問題を解決することが困難でした。

Vishay Spragueは、T22シリーズの湿式タンタルコンデンサでこの問題に対するソリューションを提供しており、サードパーティのテストにより、宇宙用途への適合性が確認されています。具体的には、T22は、NASAのアレクサンダー・テベロフスキー博士による気密性、高い内部ガス圧への耐久性のテストを受けていて、+125°Cおよび定格電圧での高加速寿命試験（HALT）、ランダム振動試験（RVT）、および+150°Cでの高温保管（2500時間）などが行われました。さらに、部品はプリントワイヤボード（PWB）にマウントされ、-55°Cから+125°Cまでの1000回の温度サイクルと追加のHALTテストを受けました。T22は宇宙レベルでの使用に適していることが判明しました。テストの説明はT22シリーズ 湿式タンタルコンデンサの評価をご覧ください。