SIP32101DB双方向バッテリスイッチ

Vishay SiliconixのSiP32101は、小型の12バンプWCSPパッケージに業界最小のオン抵抗および超低静止電流を組み合わせています。 スマートフォン、タブレット、デジタルカメラ、ポータブルヘルスケアメータ、データストレージシステムなどにおいて、PCBスペースは貴重です。 これらの製品において、バッテリ絶縁向けのディスクリートMOSFETソリューションは、3つのコンポーネントを利用し、一般的に26mm²を占有します。 SiP32101は、わずか2.3mm²のフットプリントで、貴重なスペースを節約し、全体のコンポーネント数を低減して設計を簡素化します。 加えて、このデバイスは、低電圧GPIOに直接インターフェース可能なアクティブローイネーブルピンを有しているため、追加のレベルシフト回路またはより高い電圧のゲートドライバが不要になります。 ENピン上の統合プルダウン抵抗は、GPIOがフローティング状態のままである可能性がある低電力状態でスプリアスターンオンを防止します。

SiP32101の3.3Vでの低6.5mΩのオン抵抗は、電力損失を低減し、効率を向上します。 広い2.3V～5.5Vの入力電圧範囲と、突入電流を最小化するための2msのソフトターンオン時間と組み合わされたこの製品は、高容量バッテリアプリケーションおよび高電流負荷スイッチングに最適なデバイスです。 負荷スイッチは、オンとオフの両方の状態で非常に低い消費電流を実現します。 この製品は、わずか0.015nAの静止電流および0.01nAのシャットダウン電流を使用し、デバイスが長期間アイドル状態のままの場合にバッテリがすぐに消耗しないことを確保します。

-40°C～+85°Cの温度範囲にわたって動作する最近発売されたこのバッテリ負荷スイッチは、RoHS対応、ハロゲンフリー品で、1.3mm x 1.7mm x 0.55mm WCSPパッケージで入手可能です。