u-bloxの水晶振動子ベースソリューションへの移行パス
2020年10月20日、Asahi Kaseiは宮崎県延岡市の自社ファウンドリの1つで火災が発生したことを報告しました。 これは不可抗力事象でした。 Asahi Kaseiは、ubloxの数社あるTCXOサプライヤにチップを供給していました。 AKMと、u-bloxに部品を供給してきた数社のTCXOメーカーを合わせると、発振器の世界市場の約80%を占めているため、u-bloxではこの危機の影響を受けた様々な製品の代わりとなるいろいろなソリューションを探すため、倦むことなく努力してきました。 そのような努力の1つが、別のアプローチを使用した同等製品を見つけることでした。
u-bloxでは、TCXOソリューションでなく水晶振動子ベースとなるすばらしい製品を提供することになりました。 この水晶振動子ベースオプションのフットプリントは、関係するTCXOソリューションと同じです。 両者には機能上の性能についてわずかな違いがありますが、u-bloxではそれらの違いを両者のアプリケーションノートに示しました。それらのノートについては、EVA-M8 TCXO-to-crystal migration guide、MAX TCXO-to-crystal migration guide、CAM-TCXO-to-Crystal-Migration-Guide、NEO TCXO-to-crystal migration guideの各リンクをご覧ください。 最も注目すべき違いは、水晶振動子ベースのレシーバの方が、特に微弱な信号状態ではより広い周波数範囲を検索する必要があるため、初期位置算出時間(TTFF)が長くなることです。 水晶振動子ベースのu-blox GNSSレシーバは、適切な調整と設計ガイドラインがあれば、TCXOベースのソリューションと非常に似た性能を実現することができます。
TCXOの品番と水晶振動子ベースレシーバの品番との対応については、次のチャートをご覧ください。
| TCXOの品番 | 水晶振動子代替オプション1 | 水晶振動子代替オプション2 |
|---|---|---|
| MAX-M8Q-0 | MAX-M8C-0 | |
| MAX-8Q-0 | MAX-8C-0 | MAX-M8C-0 |
| NEO-M8N-0 | NEO-M8J-0 | NEO-M8M-0 |
| NEO-M8Q-0 | NEO-M8J-0 | NEO-M8M-0 |
| NEO-8Q-0 | NEO-M8J-0 | NEO-M8M-0 |
| EVA-M8Q-0 | EVA-M8M-0 | |
| CAM-M8Q-0 | CAM-M8C-0 | |
| MAX-7Q-0 | MAX-7C-0 | MAX-8C-0 |
| NEO-7N-0 | NEO-7M-0 | NEO-M8M-0 |
| NEO-6G-0 | NEO-7M-0 | NEO-M8M-0 |
| NEO-6Q-0 | NEO-7M-0 | NEO-M8M-0 |