XCL101シリーズ DC/DCコンバータ

Torex Semiconductorは、統合コイルを備えたマイクロDC/DCのXCLシリーズでの最初の昇圧タイプコンバータであるXCL101シリーズを提供します。 XCL101シリーズは、超小型のCL-2025パッケージ（寸法：2.5mm x 2.0mm x h1.0mm）に統合のコイルを備えた昇圧マイクロDC/DC コンバータです。 外部にわずか2つのセラミックコンデンサを追加するだけで、安定した効率的な電源回路を構成でき、従ってPCBスペースの節約および開発時間の短縮に寄与します。 コイルの統合は基板レイアウトを簡素化し、すべての不必要な放射ノイズを最小化します。

0.9V〜5.5Vの動作電圧範囲を備えたこのシリーズは、単一のアルカリまたはニッケル水素電池で実行するアプリケーション向けに最適です。 1.8V〜5.0Vの出力電圧は、0.1V（±2.0%の精度）のステップで選択することができます。 同期整流式PFM制御は制御方法として使用され、わずか6.3μAまで静止電流を最小化し、高効率を達成します。 XCL101シリーズは、ICが開始するときの突入電流によって引き起こされるあらゆる可能性のあるデバイス不安定性を低減するために、内部突入電流防止回路を持ちます。 XCL101シリーズはまた、ソフトスタート回路、ICをオン/オフするイネーブルピン、およびICが動作していない間に電池充電が出力に漏れることを防止する負荷切断機能を備えています（XCL101A）。 オプションのCL放電機能はICがオフの時に出力コンデンサを迅速に放電し、入力バイパスモード機能タイプはまた、シャットダウン中に入力と出力側の間の接続を維持するために利用可能です（XCL101C）。

XCLシリーズは初の昇圧型マイクロDC/DCコンバータで、 EUのRoHS 指令に準拠する環境に優しい製品であり、Pb、ハロゲンおよびアンチモンフリーです。 将来、Torex Semiconductorは市場ニーズに適合するために、XCLシリーズ コイル統合型「マイクロDC/DC」コンバータの品揃えを強化し続けます。