Texas InstrumentsのTPA3221はフルパワー、アイドル、およびスタンバイ状態での効率的な動作を実現するハイパワークラスDアンプです。このデバイスは、最大100kHzの帯域幅による閉ループ帰還を特長としているため、オーディオ帯域での歪みが小さく、優れた音質を提供します。このデバイスは、ADまたは低アイドル電流HEAD(高効率ADモード)変調で動作し、4Ω負荷へ最大2 x 105W、または2Ω負荷へ1 x 208Wを駆動できます。
TPA3221は、4つの選択可能なゲイン(18dB、24dB、30dB、34dB)を備え、最大2VRMSをサポートするシングルエンドまたは差動アナログ入力インターフェースを特長としています。また、TPA3221は90%を上回る高効率、アイドル時の低い消費電力(0.25W未満)、スタンバイ時の極めて低い消費電力(0.1W未満)を達成します。これは、70mΩ MOSFETと最適化されたゲートドライブ方式、低電力の動作モードを使用することで可能となりました。TPA3221には組み込みLDOが含まれており、単一電源システムでの統合が容易です。このデバイスは、設計をさらに簡素化するために、不足電圧、過電圧、サイクル毎の電流制限、短絡、クリッピング検出、過温度警告およびシャットダウン、DCスピーカ保護といった必須の保護機能を統合しています。
| 特長 |
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- 7V~30Vの広い電源電圧動作
- ステレオ(2 x BTL)およびモノラル(1 x PBTL)での動作
- 10% THD+Nでの出力電力
- BTL構成で4Ωへ105W(ステレオ)
- BTL構成で3Ωへ112W(ステレオ)
- PBTL構成で2Ωへ208W(モノラル)
- 1% THD+Nでの出力電力
- BTL構成で4Ωへ88W(ステレオ)
- BTL構成で3Ωへ100W(ステレオ)
- PBTL構成で2Ωへ170W(モノラル)
- 5Vのゲートドライブまたは組み込みLDOにより、オプションの単一電源動作に対応
- 保護機能を統合:不足電圧、過電圧、サイクル毎の電流制限、短絡、クリッピング検出、過温度警告およびシャットダウン、DCスピーカ保護
- 90%の高効率クラスD動作(4Ω)
- 電圧および電力レベルオプションを備えたピン互換デバイスファミリ
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- 閉ループ帰還設計
- 最大100kHzの信号帯域幅により、HDソースからの高周波数成分に対応
- THD+N:4Ωへ1Wで0.02%
- 60dBのPSRR(BTL、入力信号なし)
- <75µVの出力ノイズ(Aウェイト)
- >108dBのSNR(Aウェイト)
- ADまたはHEAD変調方式
- 低電力動作モード
- スタンバイモード:ミュートおよび1mA未満のシャットダウン
- 低アイドル電流HEAD変調方式
- シングルチャンネルBTL動作
- 複数の入力オプションにより、プリアンプ設計を簡素化
- 差動またはシングルエンドアナログ入力
- 選択可能なゲイン:18dB、24dB、30dB、34dB
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| 応用 |
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- ワイヤレスおよびパワードスピーカ
- サウンドバー
- サブウーファー
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- ブックシェルフステレオシステム
- プロフェッショナルおよびパブリックアドレス(PA)スピーカ
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