レゾルバ-デジタルコンバータPGA411-Q1

Texas InstrumentsのPGA411-Q1デバイスは、励磁アンプおよび昇圧レギュレータ電源を内蔵するレゾルバ-デジタルコンバータです。 このデバイスは、レゾルバセンサからの正弦および余弦角度の励磁および読み取りの両方を行うことが可能です。 PGA411-Q1デバイスに、励磁アンプおよび保護を備えた昇圧電源を内蔵することで、ほとんどの外部および受動部品が不要となるため、部品表（BOM）のコストを削減し、プリント回路基板（PCB）でスペースを低減することができます。

また、PGA411-Q1デバイスは、センサ励磁に使用される正弦波を生成するための内部クロックを備えています。 アナログフロントエンド（AFE）のアーキテクチャにより、ユーザーは、角度位置および速度向けに10ビットまたは12ビットの分解能を出力することができます。 高集積により、PGA411-Q1デバイスは、デバイス内の各内部ブロックで診断および保護を有しています。 内蔵の診断モニタは、MCU割り込みとして使用できる専用ピンを通してフォールト状態を知らせることができます。 これらの機能は、レゾルバセンサの選択とプラットフォームのスケーラビリティの両方における柔軟性を実現します。 さらに、PGA411-Q1は、機能的安全性アプリケーション向けにISO 26262要件に従って設計されました。