DRV8701ブラシ付きDCモータゲートドライバ

Texas InstrumentsのDRV8701はシングルHブリッジゲートドライバで、12V〜24Vの双方向ブラシ付きDCモーターを駆動するために4つの外部NチャネルMOSFETを使用します。PH/EN（DRV8701E）またはPWM（DRV8701P）インタフェースにより、コントローラ回路との簡単なインタフェースが可能です。内部センスアンプは、調節可能な電流制御を実現します。このゲートドライバは、固定オフ時間PWM電流チョッピングを用いて巻線電流を調整する回路を含みます。

DRV8701は、9.5VのV_GSゲート駆動でハイサイドFETとローサイドFETの両方を駆動します。すべての外部FETのゲート駆動電流は、IDRIVEピンの1本の外付け抵抗で設定可能です。非常に低い静止電流消費を達成するために、内部回路をシャットダウンする低電力スリープモードが提供されています。このスリープモードは、nSLEEPピンをローにすることによって設定できます。内部保護機能には、低電圧ロックアウト、チャージポンプフォルト、過電流シャットダウン、短絡保護、プリドライバフォールト、および過熱があります。フォールト状態は、nFAULTピンに表示されます。