DRV8251/A 48V Hブリッジモータドライバ

Texas InstrumentsのDRV8251およびDRV8251Aは、NチャンネルHブリッジ、チャージポンプ、電流調整、保護回路、および電流センスフィードバック（DRV8251A）を備えた統合モータドライバです。このチャージポンプは、NチャンネルMOSFETハーフブリッジと100%デューティサイクル駆動をサポートすることで効率を向上させます。

DRV8251Aは、電流センスとレギュレーションを実装するために、IPROPIピンに内部電流ミラーアーキテクチャを備えています。これにより、大きなパワーシャント抵抗が不要になり、基板面積が節約され、システムコストが削減されます。IPROPI電流センス出力により、マイクロコントローラ（MCU）はモータのストールまたは負荷状態の変化を検出できます。外部電圧リファレンスピン（VREF）は、MCUからの相互作用なしに、起動およびストールイベント中の電流レギュレーションのしきい値を決定します。

DRV8251は、アナログ入力VREFとISENピンの電流センスシャント抵抗の両端の電圧を比較することにより、電流レギュレーション機能を実装しています。電流を制限する機能により、モータの始動およびストール状態での高電流を大幅に減らすことができます。

低電力スリープモードは、ほとんどの内部回路をシャットダウンすることにより、超低静止電流を実現します。内部保護機能には、電源不足電圧ロックアウト（UVLO）、出力過電流（OCP）、および過温度シャットダウン（TSD）が含まれます。DRV8251/Aデバイスは、ピンツーピンのスケーラブルなR_DS(ON)と電源電圧オプションを備えており、最小限の設計変更で様々な負荷と電源レールをサポートします。