MicroModシングルペアEthernetファンクションボード

SparkFunのCOM-19038 MicroModシングルペアEthernetファンクションボードは、ADIN1110 10BASE-T1L 2線式EthernetプロトコルをSparkFunのMicroModエコシステムに導入します。このファンクションボードは、Analog Devices Inc.のADIN1110 Ethernetトランシーバを使用して、長距離の10Mb/sシングルペア10BASE-T1L Ethernetアプリケーション用の開発ツールを提供します。

SparkFunのMicroModシングルペアEthernetファンクションボードは、Harting T1産業用シングルペアEthernetコネクタとWürth Elektronikのパッシブコンポーネントを備え、これらはすべてMicroModファンクションボードに搭載されており、M.2コネクタを介してMicroModシステムにプラグアンドプレイで簡単に追加でき、はんだ付けは必要ありません。

ADIN1110は超低電力、シングルポート、2線式Ethernetトランシーバです。統合メディアアクセス制御（MAC）インターフェースを備えており、10Mbp/s全二重のシリアルペリフェラルインターフェース（SPI）を介してホストコントローラと直接接続できます。エッジノードに指定されたケーブルリーチは最大1,700メートルです。

10BASE-T1L Ethernetは、データと電力に単一のツイストペアを使用します。このファンクションボードは、ケーブルを介して電力を供給するようには設計されていません。これは、産業設備やフィールド機器などのアプリケーションでのエッジノードデバイスのケーブル重量を減らし、コネクタの整合性を高めた長距離接続を対象としているためです。10BASE-T1L Ethernetは802.3cg IEEE®規格と互換性があり、最大10Mb/sの高帯域幅をサポートし、1kmを超える長さのEthernet接続でデータを送受信します。