209シリーズ 油圧式磁気回路ブレーカ

Sensata-Airpaxの209、Eフレーム回路ブレーカは、小型な単極または多極ユニットに正確で信頼性の高い回路保護と電力スイッチングを組み合わせています。これは、ユーザーのアプリケーションのニーズを満たすために、様々な構成および端子スタイルを備えた1極～6極のアセンブリで利用できる回路ブレーカファミリです。油圧と磁気の原理を利用した209シリーズの製品は、地域のアプリケーションや環境に適応します。

ヒューズや他の熱デバイスに影響を与える温度差についての心配はいりません。磁気/アンペアターン原理により、温度変化による迷惑なトリップを最小限に抑えます。鉄共振変圧器、ランプ、容量性フィルタにより、突入電流がさらに顕著になってきています。この種の保護の必要性を認識し、Sensata-Airpaxはすべての50/60Hz時間遅延ユニットに独自の慣性遅延標準を提供していますが、突入電流が問題にならない場合は削除することも可能です。

209は、このシリーズの最初の製品で、UL規格489に準拠した汎用Eフレーム回路ブレーカです。このファミリの他のメンバーには、手動コントローラアプリケーション向けに設計され、UL規格508に準拠している219、補助プロテクタアプリケーション向けで、UL規格1077に準拠している229、および特殊構造バージョンの299があります。

209シリーズの回路ブレーカは、トリップしたり、通常の遅延曲線に影響を与えたりすることなく、高パルスに耐えることができます。ただし、こうした性能によって保護機能が低下したり、犠牲になったりすることはありません。

特長

• MIL-PRF-39019に対するQPL
• 密閉型磁気油圧回路保護
• 繰り返される100Gの衝撃への耐性
• クラス1、ディビジョン2、グループA、B、C、Dの危険区域での使用に最適
• トリップフリー動作：過負荷が発生した場合、ハンドルがONの位置にあっても回路が閉じたままとなることはなし
• 防湿仕上げにより、湿気やカビに対する耐性を提供
• 209/219/229は以下の定格で供給可能：DC、50/60Hz、400Hz、0.1～100アンペア
• 279タイプはDC定格のみ、0.1アンペア～100アンペアで供給可能
• 209/219/229では、240V_AC、50/60Hzまたは400Hz、または125V_DCまでの電圧が使用可能
• 多極ユニットは、277V_AC/480V_AC、50/60Hz用に供給可能
• 279タイプは、160V_DCの電圧で利用可能