精密DC電流シャント

Riedon™ products by BournsのRSシリーズは、すぐに使用できるベース実装バスバー精密電流シャントで、定格電流は1A～6,000A、様々な設置要件に対応できるように様々な取り付け構成が用意されています。RS、RSH、RSI、RSJ、RSK、RSN、RSWの各シリーズは、低コストと短納期を兼ね備えており、カスタム設計機能により個別の要件に対応します。これらのデバイスは、再生可能エネルギー市場、大容量バッテリモニタリング、および重工業におけるアプリケーションを対象としています。

シャント抵抗器を使用する電流測定の原理は、負荷と直列に置かれた高精度抵抗器にわたる小さな電圧降下の測定に依存します。Riedon products by Bournsは、50mVおよび100mVの出力を提供する一方で、カスタム出力電圧も提供できる標準部品も提供しています。1Aで50mΩおよび6000Aでわずか0.0083mΩというシャント抵抗器に必要とされる極めて低い抵抗値は、Manganin®抵抗素子によって提供されます。これらは±0.25%の標準許容差に高精度エッチングされている一方で、RSNシリーズは±0.1%の許容差を備えています。

このRS製品群は、電流定格および実装スタイルに応じて、異なるファミリに分類されます。そのすべてが4端子設計を採用し、それがヘビーデューティな負荷搬送接続を電圧検出端子から分離します。端子ブロックは、シリーズや電流定格に応じて真鍮または銅製です。動作温度範囲は-40°C～+100°C、±15ppm/°Cまたはそれより優れた値の抵抗温度係数（TCR）を持ち、ベース実装モデルの絶縁耐力は750V_DC（端子ブロック～ベース）で仕様規定されています。