PulseChip™ LANトランス - TCxGシリーズ

Pulse Electronicsの次世代面実装PulseChip LANトランスとチョークの組み合わせは、PoE+トポロジと4ペア構成を使用して、90WのDC電力による高速Ethernetポート接続をサポートします。TCxG00シリーズとTCxG001シリーズは、小さいコアサイズではPoE機能の有無にかかわらず、1G、2.5G、5G、10GBase-Tのデータレートをカバーし、後者は60W PoE+をサポートします。これらは、業界標準の1812（4732）コアをベースとし、ユニバーサル6パッドPCBレイアウト上に配置されており、どちらのシリーズも主要な競合他社の部品に対する優れた代替品となっています。より高いPoE+定格のTCxG001P設計は90Wをサポートしますが、同じPCBパッドレイアウトに収まるユニークなPulseChipサイズを使用しています。ケーブル側の高電流に対応するため、より広いパッドとトラックの使用が推奨されますが、これは、PCBとコアの熱上昇の軽減に役立つためです。PE-0805GCMCシリーズは、Ethernetソリューションを完成させ、EMCを向上させるために特別に設計された小型の0805（2012）チョークであり、選択されたデータレートに一致するインピーダンス範囲を備えており、飽和することなく高いPoE+電流をサポートします。TCxGとPE-0805GCMCは極性がないため、従来のSMDトロイダルLANモジュールよりもPCBレイアウトの自由度が高くなります。この新シリーズは、小さなPCBフットプリントと高さにおいて一貫性、信頼性、信号の完全性、リモート電源、絶縁が必須とされるクリティカルな通信機器向けに、優れた性能を発揮します。