Push-X端子ブロック

Phoenix ContactのPush-X端子ブロックは、工具不要の導体接続という画期的なコンセプトで開発されています。Push-Xは、直接配線であらゆるタイプの導体に対応できるため、工具は不要です。この技術の中心にあるのは、プリテンションコンタクトスプリングです。このスプリングにより、フェルールの有無にかかわらず、硬質および柔軟な導体の接続が可能になります。最小の柔軟な導体でもリンクをトリガします。クランプチャンバ内のリリース面を軽くたたくと、導体が簡単に接触します。電線を挿入することでコンタクトスプリングが解除され、安全かつ確実に導体が接続されます。プッシュイン方式と同様に、オレンジ色のプッシャーを押すことで、接続された導線を外すことができます。導体が解放されると同時に、新しい配線操作のためにコンタクトスプリングがプリロードされます。

XTV端子ブロックは、Push-X技術を統合した市場初の端子ブロックです。このクイック接続技術により、使用するワイヤに関係なく、ツールを必要とせずに導体をすぐに接続できます。端子ブロックの横方向の導体接続により、曲げ半径も減少するため、簡単な配線が促進されます。これは、ワイヤマーキングを使用する場合に特に有利です。さらに、端子ブロックは、PTVおよびPTPOWER横型スプリングケージ端子範囲のギャップを埋めます。

14 AWGと4 AWGの間のすべてのワイヤは、XTV端子を使用して省スペースで配線できます。この製品ファミリは、断面が6mm²、10mm²、および16mm²の貫通端子ブロックと多芯端子ブロックで構成されています。このシリーズには、標準の灰色の端子ブロックに加えて、他の色のバリエーションと保護導体端子ブロックが含まれています。

XTVシリーズは、初めて商品ラベルにQRコードを採用しています。これにより、ユーザーは、製品を即時かつ継続的に使用するために必要なすべての情報、サービス、およびサポートにアクセスできます。すべての製品情報は、世界中の複数の言語で入手でき、常に最新に保たれます。