Loxonロック式クイック切断（QD）

MolexのLoxonロック式クイック切断（QD）端子は、ポジティブロック機能により、信頼性の高い接続を確保し、高振動または連続衝撃アプリケーションでの接続の緩みや不慮の解除を防止します。これらの端子のポジティブロック機能は、高い振動や継続的な衝撃にさらされる環境でも永続的な接続と信頼性の高い動作を確保するうえで役立ちます。LoxonロックQD端子はラッチ設計を採用しており、ラッチを押すかナイロンハウジングを引っ張るだけで、端子を素早く簡単に取り外すことができます。様々なアプリケーションで最大限の柔軟性を発揮するため、これらの端子はワイヤゲージ10 AWG～20 AWGに対応し、最大24.0Aの電流を供給します。

Loxonのポジティブロック機能は、PCBまたはスイッチ、リレー、バッテリ、コンデンサなどのデバイスの嵌合用オスタブに確実に固定します。さらにラッチを押すかハウジングを引くだけで簡単に取り外せる設計になっています。Loxon端子は、電力損失がシステムまたは生産の停止、品質または安全上の問題発生、機器の損傷、または顧客への直接的な影響など、特に有害な影響を及ぼす可能性のある重要なインフラアプリケーションで安全かつ確実に使用することができます。

MolexのLoxonロッキングQDのベースは、悪条件下でも端子の確実な機能を保証する高性能合金です。その後のメッキ後処理により、時間の経過とともに腐食や性能低下を引き起こす可能性がある嵌合領域付近の卑金属の露出が防止されます。推奨されるMolexのアプリケーションツールで終端された場合、クイック接続用UL 310規格に対してcULリステッドと認証されます。