MxL86110およびMxL86111ギガビットEthernet PHYトランシーバ

MaxLinearのMxL86110とMxL86111は、低消費電力、小型フットプリント、低RBOMが特長の最先端のシングルポートEthernetギガビット銅線PHYです。ツイストペアインターフェースを採用し、10BASE-Te、100BASE-TX、および1000BASE-Tをサポートします。10BASE-Teと100BASE-TXは半二重および全二重、そして1000BASE-Tは全二重の動作モードをサポートします。このデバイスは、商業用と工業用の両方の温度範囲で使用できます。

MxL86110はRGMII MACインターフェースをサポートします。MxL86111は、SGMII/100BASE-FX/1000BASE-Xインターフェースを統合し、MACインターフェースとしてRGMIIまたはSGMIIをサポートし、デュアルメディア、メディアコンバータ、またはRGMIIからSGMIIへのブリッジアプリケーションに対応しています。

両デバイスとも低消費電力で、100BASE-TXおよび1000BASE-Tのエネルギー効率に優れたEthernet（EEE）をサポートしています。Wake-on-LAN機能とノーリンク検出機能を使えば、さらなる省電力化が可能です。

このデバイスは小型パッケージ（MxL86110：QFN40、MxL86111：QFN48）で提供され、内蔵のDC/DCコンバータを使用して3.3V単一電源から動作させることができ、外付け部品はほとんど必要ありません。

高度なアプリケーションは、工業用温度範囲のバリエーション（MxL86110IおよびMxL86111I）、SyncEサポート、統合SerDes、およびMxL86111の内蔵SGMII/BASE-Xインターフェースによってサポートされています。