MAX17690ATE+ 60V絶縁型フライバックDC/DCコントローラ

Analog DevicesのMAX17690ATE+は、不連続伝導モード（DCM）で動作する絶縁型フライバックトポロジ向けに特に設計されたピーク電流モードの固定周波数スイッチングコントローラです。このデバイスは、1次スイッチのオフ時間中に、絶縁された出力電圧を1次側フライバック波形から直接センスします。出力電圧の安定化には、補助巻線またはオプトカプラが不要です。

このコントローラは、4.5V〜60Vの広い電源範囲で動作するように設計されています。スイッチング周波数は50kHz〜250kHzでプログラム可能です。EN/UVLOピンにより、ユーザーは、希望の入力電圧で電源を正確にターンオン/オフすることができます。MAX17690ATE+は、OVIピンを通して入力過電圧保護を提供します。このデバイスの7V内部LDO出力により、フライバックコンバータで使用されるロジックレベルおよび標準MOSFETのスイッチングに適しています。2A/4Aのソース/シンク電流を備えたMAX17690ATE+は、高速ゲート遷移時間を使用した低R_DS(ON)パワーMOSFETの駆動に最適です。MAX17690ATE+は、起動中の突入電流を制限するために、調整可能なソフトスタート機能を提供します。