MAX13253は、1Aのプッシュプルトランスドライバ

MAX13253は、低EMI絶縁型電源用の簡素なソリューションを提供するように設計された1Aプッシュプルトランスドライバです。 MAX13253は発振器を内蔵し、+3.0V～+5.5Vの単一電源で動作します。 トランスの2次側/1次側巻数比によって出力電圧が定義されるため、ガルバニック絶縁を備えたほぼ任意の絶縁型出力電圧を選択可能です。 MAX13253は、1組のNチャンネルパワースイッチを駆動する発振器を内蔵しています。 このドライバは、ピン選択可能なスペクトラム拡散発振および十分に制御されたスルーレートを備え、EMIを低減します。 MAX13253はオプションで外部クロックによる駆動が可能で、さらにEMIを管理することができます。 内部回路は50%固定のデューティサイクルを保証しており、どのクロックソースが使われていてもDC電流がトランスに流れることを防ぎます。 MAX13253は最大1Aの連続電流で動作し、障害検出、過電流保護、およびサーマルシャットダウンを含む保護を内蔵しています。 MAX13253は低電流シャットダウンモードを備えており、ドライバのディスエーブル時に全体の消費電流を5µA（最大）以下に低減します。 MAX13253は小型、10ピンTDFNパッケージ（3mm x 3mm）で入手可能で、-40°C～+125°Cの温度範囲にわたって仕様規定されています。

特長および利点

• シンプルかつフレキシブルな設計
• 電源範囲：+3.0V～+5.5V
• 4.5Vで低RON 300mΩ（最大）
• 効率：最大90%
• 最大1Aをトランスに供給
• 内部または外部クロックソース
• 内部発振器周波数：250kHzまたは600kHz
• オプションのスペクトラム拡散発振
• 温度範囲：-40°C～+125°C
• システム保護内蔵
• 障害検出および表示
• 過電流制限
• 不足電圧ロックアウト
• サーマルシャットダウン