LTC2063/LTC2064 1.3μA低電力ゼロドリフトオペアンプ

Analog DevicesのLTC2063およびLTC2064は、シングルおよびデュアル、低電力、ゼロドリフトの20kHzオペアンプです。これらのオペアンプは、非常に低い電力レベルで高分解能測定を実現します。電源電流は標準値が1.4μAで、最大値は2μAです。使用可能なシャットダウンモードは、デューティサイクルアプリケーションでの消費電力を最小限に抑えるように最適化されており、電源投入時の電荷損失が少ないため、システム全体の消費電力が低減されます。

LTC2063とLTC2064の自己較正回路は、非常に低い入力オフセット（最大5μV）およびオフセットドリフト（0.02μV/°C）を実現します。完全に仕様規定された温度範囲にわたって、最大入力バイアス電流はわずか20pAで、100pAを超えません。これらのオペアンプは入力バイアス電流が低いため、帰還ネットワークで高い抵抗値の省電力抵抗を使用することができます。LTC2063/LTC2064は、超低静止電流と優れた精度を備えており、ポータブル、環境発電、およびワイヤレスセンサアプリケーションでの信号チェーン構成ブロックとして機能することができます。これらのオペアンプは、6ピンSC70、5ピンTSOT-23、8ピンMSOP、および10ピンDFNパッケージで入手でき、-40°C～+85°Cおよび-40°C～+125°Cの温度範囲で完全に仕様規定されています。LTC2063/LTC2064は、環境発電、ガス検出、および温度測定アプリケーションに最適です。