CTSRシリーズ リーク検出電流センサ

LEMのCTSRシリーズは、公称0.3A_RMS～1A_RMSの直流、交流、パルス電流の測定用に設計されており、1次側回路と2次側回路の間のガルバニック分離を特長としています。これらのセンサは、非接触、小型、高精度のミリアンペア測定用に設計されており、特に残留電流やリーク電流の測定に適しています。その低いオフセットドリフトにより、これらの製品はPCB実装に適しています。

CTSRモデルは、出力時の追加のピンを備え、アプリケーションの柔軟性を高めています。このピンは、ASICの内部電圧リファレンスへのアクセスを提供し、その内部電圧リファレンスを、A/Dコンバータのリファレンスに供給することができます。この追加のピンはまた、DSP（デジタル信号プロセッサ）または一般的にパワーエレクトロニクスで使用されるA/Dコンバータの内部リファレンス（0.5V～2.65V）を受け取ることができ、リファレンス温度ドリフトのキャンセルを可能にします。CTSR-電流センサは、閉ループのFluxgate CTSR型技術を利用しており、特に産業用アプリケーションにおいて高い精度を保証します。