DigiKeyで提供するグラフェン、および設計チャレンジ

DigiKeyは、Kennedy Labsと提携して、破壊的技術を利用し、新しい機能、小型化、ゲイン効率を実現し、かつ新製品設計およびシステムでコストを低減することを求める学術、産業、および研究に携わるお客様向けに、グラフェンや他の2次元（2D）材料を提供しています。

Kennedy Labsは、2D材料、ヘテロ構造、およびそれらによって強化された製品（例：導電性インク、ペースト、エポキシ、潤滑剤）のメーカーです。Kennedy LabsとDigiKeyはパートナーシップを通じて、酸化グラフェン（GO）、還元型酸化グラフェン（rGO）、およびグラフェンナノプレートレット（GnP）などのさまざまな種類とグレードのグラフェン粉末とともに、銅、シリコン、水晶、フレキシブルプラスチック上の、およびグリッドにつるされた単層、2層、および3層CVDグラフェン膜を市場に提供します。サファイア上の酸化ガリウム、シリコン基板上の六方晶窒化ホウ素（hBN）上のグラフェンは現在入手可能で、新しい2D材料は、入手可能になり次第追加されます。

2Dの基礎：将来を設計するための材料

最もシンプルな形態において、2D材料は特定の材料の単一原子層です。グラファイトの単一原子層であるグラフェンは、このような2Dで発見された最初の原子層でしたが、それ以来多くの他の2D材料が発見されてきました。その原子サイズにより、2D材料は、そのバルク形態が有していない驚くべき特性を持ち、最先端の性能と小型化の利点をマイクロエレクトロニクスにもたらすのに役立ちます。たとえば、グラフェンは、鋼より約300倍強い強度で知られており、最薄で最軽量の材料です。また、これは、最高の人工熱導体であり、銅よりも100万倍大きな導電密度を有します。

Kennedy Labsは、DigiKeyとのパートナーシップを通じて、各種のサイズ、基板、および形態で最高品質のグラフェン開発製品を市場に提供しています。銅、水晶、ポリマー、およびシリコンなどの異なる基板上の既製グラフェンを使用して、設計者は、2D材料開発をすぐに開始することができます。また、Kennedy Labsは、他の形態や化合物でのグラフェンを提供しています。たとえば、グラフェン注入インク、サーマルグリース、粉末、熱拡散基板や、ユーザーが楽しめる、熱に関する実験に使用できるペーストがあります。Kennedy Labsが提供する今後の新製品もご期待ください。

Kennedy Labsのグラフェンおよび2D設計チャレンジ

設計に関する討論と協力を促すため、Kennedy Labsは、グラフェンおよび2D設計チャレンジへのお客様の参加を呼びかけています。ご応募されたお客様は、直ちに、製品割引、工場からの直接のサポート、および/またはカスタム開発を受けることができます。

Kennedy Labsのグラフェンおよび2D設計チャレンジに参加するには、以下の手順に従ってください。

1. フォームをダウンロードし、フォームに必要事項をご記入ください
2. ご記入済みのフォームを添付し、2DMaterials@digikey.com宛に電子メールをご送信ください
3. DigiKeyとKennedy Labsが、ご提出内容を入念に確認いたします