DECT NR+チップアンテナとバンドパスフィルタ

Johanson Technologyは、1.9GHz DECT NR+（New Radio）、DECT-2020 NR、および従来のDECTワイヤレスアプリケーション向けに最適化された小型で高性能なRFフロントエンドソリューションを発表しました。このソリューションは、信頼性の高い信号の完全性と規制遵守が求められるスペース制約のある設計向けに開発された2種類のセラミック面実装コンポーネントで構成されています。

チップアンテナ（品番1905AT45A0050001E）は、1880MHz～1930MHzの周波数帯に対応した小型セラミックアンテナで、2.5dBの最大ゲインiと78%の効率を提供します。このデバイスは、柔軟な取り付けオプションを備えており、性能とレイアウトの柔軟性が重視される組み込みモジュールに最適です。

バンドパスフィルタ（品番1905BP18A0050001E）は、高い帯域外遮断性能と最小の挿入損失に向けて最適化されており、Wi-Fi®、LTE、Bluetooth®などの隣接帯域信号との共存を可能にし、FCC、CE、ETSIの適合プロセスの効率化を目指すエンジニアを支援します。

これらのコンポーネントは、スマートセンサ、IoTゲートウェイ、音声/データモジュール、および従来のDECT 6.0デバイス（コードレス電話機やベースステーションを含む）などの現代のDECT NR+アプリケーションにおいて、最適なワイヤレスカバー範囲とRF性能を保証します。