ZMOD4410屋内空気質センサ

RenesasのZMOD4410ガスセンサモジュールは、総揮発性有機化合物（TVOC）を検出し、屋内空気質（IAQ）を監視するために設計されています。この製品は、ガス検出素子とCMOS信号調整ICで構成される12ピンLGAアセンブリ（3.0mm x 3.0mm x 0.7mm）です。モジュールのセンシング素子は、シリコンベースのMEMS構造上のヒータ素子と金属酸化物（MOx）化学抵抗から成ります。信号コンディショナはセンサの温度を制御し、ガス濃度の関数であるMOx伝導率を測定します。

測定結果は、TVOC濃度、IAQ評価、推定二酸化炭素（eCO₂）レベルを決定するデータ処理を行うユーザーのマイクロプロセッサとのI²Cインターフェースを介して読み取ることができます。この柔軟性により、ZMOD4410プラットフォームのセンサは、動作の方法を変えたり、抵抗測定値の解釈に使用するファームウェアを変更したりすることで、さまざまな測定オプションを提供することができます。Renesasでは、最も一般的なアプリケーション用のダウンロード可能なライブラリとソースコードを提供しています。