BMR491 DC/DCコンバータ

Flex Power ModulesのBMR491シリーズの高密度DC/DCコンバータは、デジタルインターフェースを内蔵しており、最大1秒間に最大2450Wのピーク電力を供給でき、連続出力電力定格は最大1540Wです。そのため、現在入手可能な最高電力密度のデジタルDC/DC絶縁型コンバータの1つとなっています。他のすべてのバリエーションは1300W以上のパワーレベルを持っています。

BMR491xx08/857は、48V～60Vの入力電圧範囲で動作し、公称12Vの出力を提供するため、データセンターアプリケーションに適しています。その他のバリエーションは、入力レンジが40V～60Vと45V～60Vです。効率は半負荷時、48V_INで最大98%であり、BMR491は108.3Aから最大205Aの出力電流を供給できます。

このコンバータは、業界標準の薄型1/4ブリックフォーマットで供給され、ベースプレートを含めたサイズは58.4mm x 36.8mm x 14mm（2.30インチ x 1.45インチ x 0.55インチ）です。コンバータの動作温度範囲は-40°C～+125°Cです。

BMR491シリーズの一部のモデルは、Flex Power Modules独自のハイブリッド安定化レシオ（HRR）技術を使用しており、これにより、拡張された電力能力と、固定レシオコンバータに一般的に期待される電圧過渡に対する効率と耐性を実現することができます。

高度な過電圧、過温度、短絡保護機構を搭載することで動作寿命を延ばし、平均故障間隔（MTBF）は700万時間を超えています。熱放散は、ベースプレートの搭載と強化された熱伝導技術の使用によって補助されています。

さらに、すべてのFlex PowerModuleのDC/DCコンバータと同様に、これらのユニットはIEC/EN/UL62368-1安全規格に準拠しています。入出力間絶縁は1500Vです。

デジタルインターフェースは、4ピンまたは7ピンのDOSA規格で利用可能で、BMR491はFlex Power Designerソフトウェアツールでサポートされています。